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胴鎧を作ってみる その12 前後合わせ

さて!ここまで来ればもう完成だ!
なんて思いたいけど、まだ全然なんだよね。(´・ω・`)
前後が出来上がっても、合せ面がまったく合っていない。
こいつをぴったりに合わせなければいけないのだが、このハードルは高い。

これについてはインテリア西洋甲冑を見てもらえれば分かるかな。
それ以外にも安い西洋甲冑を見てもらえれば分かるよ。
なぜなら、ほとんどの胴鎧はこの合わせが綺麗にされていない。
いや、前後で立体が違うものを合わせろという方が無茶な話。

胸当も背当ても、1枚ものなら叩いて修正できるから難しくない。
だけどこうした横ハギのものは、さらにそれを難しくする。
なぜならいくつもの札が重なりあってぶつかるので、修正要素が多すぎる。
隣を曲げるには、隣も一緒に曲げないと、みたいな。
おまけに可動のために設けられた鋲が当たるなどハイ難度。
やり始めて「もう無理!」と何度諦めかけたことか。

胸当と背当てを並べてみる。

P1100304.jpg

見ての通り、高さもカーブも合ってない。
修正を加えたので、結果的に前後で長さが変わってしまった。
さてどうする? (;´д`)
P1100305.jpg
 

というわけでまずはラインを修正したところ。
背当ての部分に赤ラインが入っているけど、あれが重なり部分。
そこから最大に重なりを残してまっすぐにカットしてみた。
この部分が想定より短かったりするとあら大変。
それだと外れやすくなるか、継ぎ足しをしないとダメだね。
こうやって最初の想像が、一番最後の結果に直接現れるから怖いのだ。
(*´Д`*)

P1100307.jpg

P1100306.jpg

ラインが揃ったら、次はカーブを合わせる。
楕円形になっている胴の周囲をイメージして自然なラインに曲げる。
胸当から背当てまで、するりと綺麗なカーブを。

背当ては胸当の内側に滑り込む構造。
重なって内側から広がるようにちょっと大きくしておく。
こうすることで内側から圧力がかかってずれにくくなる構造。

この塩梅は難しく、きつすぎず、ゆるすぎず、調度よい硬さが理想。
触ったか触らないか分からないほどの調節でカーブを決めるのだ。
それを脇の下からスカートの裾まで同じように行う。

とは言っても、垂直ではないので、下に行くほどカーブがきつくなる。
そして腰の部分が最も絞り込みがきつくなるので先端部分だけきつく曲がる。
このへんは本当に苦労したので、到底文章で書ききれないな~。
諦めて終わりにしたけど、納得いかず翌日にさらに修正を加える。
なんてことを何日か繰り返したほどだからね。
バカ。(笑)





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.25 2010 胴の胴鎧 comment1 trackback0

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2010.12.31 01:31

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