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ソフトなロングソードを作る

西洋甲冑の勉強とは別に、西洋剣術として知られるドイツ剣術を習っているのは随分前に書いたけど、剣術だけに剣はだいじ。日本ではリアルな鉄剣は輸入できないから、どんな剣で練習するかが大きな問題になるのね。海外では普通に鉄剣が使われているけど、ビギナーさんには安全な木製剣が使われ、それに合わせて木製剣が気軽に売られているけど、それら木製剣は形はリアルだけど、重さやバランスが悪いので、日本で輸入してもドイツ剣術の練習には向かない。

そこで香港で売られているソフトソードが無難な選択になっちゃう。
だけどそのソフトソードはどうしても納得がいかないので買わない。
なので最初から手作り木製剣で形から入ったのだ。

でも木製だとスポンジクッションをつけても痛いとか問題ある。
そこで自分なりのソフトソードを造ろうと思い立つ。
しかしこいつが容易な考えで、実行は難しかった。(笑)

ドイツ剣術は意外と激しく練習するので、やわなものではアウト!
『丈夫に作る、痛くない、複雑でない、修理ができる、安く作る』
条件を考えるとかなり難しいことが理解できる。

どれかの条件を外すと意外と簡単に作れる。
『丈夫でない、痛い、複雑な構造、修理不可能、高価』
でもそんなものでは剣として練習道具にならないことが分かる。
というわけで独自の開発をして約2年。
作っては使い、使っては壊れ、壊れてはは改善を繰り返す。

よく考えるとこれだけで何本作った?(笑)
その投資した金額だけで海外のソフトソード何本か買えるよ。(笑)
┌┤´д`├┘

とりあえずいろいろ造ってるうちに、構造は本物の剣と変わらなくなっちゃったし、丈夫にすることを考えるとよい素材を使い、決して安く作るのは無理だと分かったわけ。仕方ない到達点だけど、壊れても修理ができるし、リアルな重さのために、リアルな剣術ができるようになったことは、それらを犠牲にしても良いことだと思う。
良い剣がないと、良いドイツ剣術はできないからね。
(^▽^)/

で今回、久しぶりにそのソフトソードを作ったので、はじめて写真を取ってみた。つまらないので特に細かいことを書かないけど、工作でこんなものを作ってみました的に載せてみました。ソフトソードを作ってみたい人などは参考にどうぞ。♡

ちなみにこのソフトソードは、東京・目白にあるドイツ剣術教室を開いている、キャッスルティンタジェルに売り出されているので、ドイツ剣術を練習したいひとは、ティンタジェルで買って下さいな。安い物じゃないけど、どこの品よりリアルに練習できるよ。
☆^∇゜) v
ティンタジェル
↑公式サイト


↓最初の材料。
木材、金属棒、塩ビパイプ、塩ビキャップ、ナット
基本的な材料はこれくらいで~す。(笑)
これだけ?と思われるけどそんなところ。
できる限り単純を考えるとこれくらいに納まった。
100623_172108.jpg

↓木材部品を合体させ、形を造る。
金属と違い、木材だと誰でも加工できるでしょ♪
でもあるていど硬い木材を使わないと割れるから高価な良い木を!
100625_162855.jpg

↓木製パーツを金属棒に合体させる。
衝撃に耐えられるよう、ステンレス帯で補強ね。
色が付いてるのはニスを塗ったから。
ニスを塗らないと手の汗で木が痛んで割れちゃうのだ。
100811_172906.jpg

↓刃の部分に塩ビパイプを固定する。
柄頭のところに塩ビキャップを固定する。
固定の仕方はちょっと複雑なので説明省略。
100816_162759.jpg

↓最後にブレード部分にウレタンスポンジを巻き、テープで固定。
柄頭に重りを入れ、これで完成。
良い素材を使ったので、かなりハードな剣術練習に使えますドス。(笑)
P1110378.jpg


ちなみにソフトソードでも「ライト(軽い)」ではないので注意。
ソフトだけど「ヘビー(重い)」だから、殴られるとけっこう痛いです。
大きなケガはないけど、クリティカルヒットは簡単に赤あざ、青あざになる。
だから「そんな剣で(笑)」とソフトソードやドイツ剣術を軽く見たら危ないよ。
金属居合刀より重いから、スポチャンソードや竹刀と一緒にしないでね。
(^∇゜) v

総重量、約1.4kg
全長、約120cm
刃渡、約91cm





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.28 2010 その他の工作、改造 comment0 trackback0

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