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特別展『武具繚乱』板橋区郷土資料館を見てきたよ

 久しぶりにイベントなどへ行ってきました。
 今回見学に行ってきたのは、板橋区郷土資料館で開催された特別展『武具繚乱・関谷弘道氏甲冑刀剣類コレクションを中心に』でございます。友人がわりと近くに住んでいるから、一緒に行ってきたぞよ。

 板橋区郷土資料館では2009年に「甲冑・西と東」の甲冑展を開催して、その時にお手伝いをしたので、その時以来になるでございます。気がつけばそれも7年前になり、震災前なのか〜としみじみ振り返るが、記憶はついこないだのような気がするので、時間の経つのは早いな〜と思うのでしたよ。

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 さて久しぶりにやってきて、相変わらず遠い場所と辺鄙な場所にあって、交通の便がいまいちだなと思った。バスやタクシーも使えないから駅から歩くしかないし、道はわかりにくいし、もっとどうにかならんのか?と思うけど、こんな場所だからこそ区で安価に資料館が保存できるんでしょうね。

 ひとまず早く到着して、事務所に声をかけて今回の担当者さんを呼んでもらったけど、外出中でしばらく待つので、先に展示物を見学したよ。展示は1階と2階の両方をフルスペースで展示してあってびっくり。地方の郷土資料館で小さいスペースでよくこんなに展示するなぁ。

 ちなみに常設展も特別展も、ここはいつも入場無料なので、気軽に来て、気軽に見学できるのがとても魅力的。だから今回のような特別展は、多少交通費がかかっても見の来ないともったいないのだ。

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 1階はコレクション甲冑がメインで展示されてて、2階は甲冑少々と、刀剣類や小物などが展示されて、2階は写真撮影オッケ。全部ではないけど、これだけの展示を撮影できるのはありがたいぞ。以前はどこの博物館でも撮影禁止が普通だったけど、近年ではスマフォやツイッタの関係で撮影オッケが増えたけど、これも時代の変化かな。

 海外では撮影オッケなところが以外と多い感じ。写真撮影ダメなところは「図録や絵葉書かってね」の心だと思うけど、今時そんな’70年代の思考はスマフォやネット世界な時代ではかなり時代遅れで、逆に撮影してもらってネットで宣伝してもらって、他のお客が来ることを優先した方が100倍有意義だと思うし、それで成功している博物館は多い。スマフォで素人が撮影した画像なんてたかが知れてるし、解説読むような熱心な人は、初めから図録買うよ。だから心ときめいてもらうように、可能な限り撮影はオッケが良いのでござる。
(撮影禁止で図録販売ないのが一番腹たつ(笑))

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 今回の展示は「関谷弘道氏コレクション」とのことで、図録の中にはこの人物について誰も知らないと解説されてる。個人のコレクターだから一般の人だけど、実はこの人物、私は三浦さんと一緒に甲冑の納品でお宅へお邪魔して、お会いして話をしたことがある。某住所でわりと良いうちで、鎧を保管する家に作られて感心したのを覚えてる。

 お会いした時から健康がすぐれない話だったので、当時からすでに財産をどうするかと考えていたのでしょうね。生前から資料館に寄贈する準備してたこともすごいし、人生の最後に自分の体に合わせた鎧を作って残すなど、一般にはなかなかできないことだ。しかしつくづく思うのは、どれほどお金があっても、最終的には健康と命が一番大事なんだな〜と思った。
 
 だから現在、仕事がきつ過ぎたり、健康が不安定な人は、自分の体を大切に、第一優先にしてね、って思うのでした。

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 さて、今日こちらの見学に来たのは目的が三つあるぞよ。一つは普通の見学だけど、二つ目は『三浦公法(みうらひろみち)・講演会』を聞くためでございます。そして同時に公法さんへ挨拶に参るのであった。三つ目は資料館に直接相談があったことだね。

 いまさら説明するまでもないけど、三浦公法(みうらひろみち)さんは、三浦權利(みうらしげとし、西洋甲冑の三浦さんね)さんの弟さんで、兄弟で日本と西洋で仕事の棲み分けをしてて、当然ながら私も個人的に公法さんに何度もお会いしてる。今回はしばらく間が空いてたので挨拶と、(西洋の)三浦さんの健康報告を兼ねてとなりまする。
(兄弟二人とも三浦姓だからややこしいのう)

 講演前に公法さん会うことができ、準備中に簡単にお話ができた。私をよく慕ってくれ、外部の方にも「兄の弟子」と紹介してくださり、なんとも恥ずかしかった(笑)。公法さんは日本らしいとても厳しい方なので、知識があってもお金があっても、遠慮なく気さくに接するのはとても難しい。私は偶然にも気に入ってもらってありがたい限りですです。

 ほどなくして時間となり、「三浦公法・講演会」が始まったですよ。こういった話はあまり聞くことがないんだけど、人気があってほぼ満席の100人ほどで会場は人でいっぱいになった。

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 今回は前列で拝聴させていただき、良い勉強となりましたよん。公法さんの話は基礎的な話から入ってたのが感心した。これは海外の学者さんも同じ形式だった。初めは初歩的な言葉の意味から。次は時代の違い、そして種類の違い。この3種類を始めに説明することで、時代と種類と言葉で全体を区分して理解し、聞く人が理解と解釈を共通に整えることができる、って形式だね。

 少なくても、もし私が人前で話をする機会があったら、質問者から「プレートメイルの形は」とか、「18世紀の中世では」とか、ほざく奴がいたらまずハリセンで叩くわけで、理解と解釈をするためには理解の基準を整えることがいかに大切か、ってのを改めて学ぶのだった(だから同人誌ではウンチクではなくて、こうした基礎ばかり解説したのよ)。

 公演が終わって公法さんは人だかりになって質問などを受けてた。みんなでそんなにワイワイたかったら大変だから、挨拶程度にしておけばいいのに、とちょっと思った。特に混んでいるときに独占はダメでござるよ。
 ひとまず今回は一緒にお写真お願いして、三浦さんへメッセージ動画を撮らせていただいて、それではまた何かありましたら、とお別れしてきた。

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 最後にぐるっと展示会場をゆっくり見学して、展示されている関谷氏の体に合わせて作られた西洋甲冑を撮影しておしまいとしたよん。刀剣や小物まで見られる展示があるなど、地味だけど良い展示だと思ったでした。この特別展は2017年3月26日(日)まで開催してるので、興味ある人は是非とも見に行ってちょんまげ。

 そうそう。今回の特別展では展示図録が売ってたですよ。日本甲冑のほとんどはこの図録の中に紹介されてるので、この図録を買えば甲冑や刀剣、小物などの解説が見られますね。
 A4基本フルカラーで95ページほどあって、おまけにDVDまでついてなんとお買い得な¥1000-なのだ。普通の本ではありえない価格だけど、これも公共博物館だから可能なのかなと思う。完売すると手に入らなくなるから、これは必ず買うべし!だよ。気合いがあるなら3冊買え!(笑)

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 ひとまず以上でございます。
 機会があればまた行きたいなと思うけど、ずっと忙しいからもう1回行くのは難しいかな〜。公式サイトを載せておくので、興味がある人は内容を確認して行ってみてちょ。

板橋区郷土資料館公式サイト
ここをクリック






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.05 2017 展覧会・イベント comment0 trackback0

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