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脛当を造るぞ その6 裾を広げる

つづき

 左右の前後が仮合わせができたので、着用者の試着をしました。ふくらはぎの形はほぼぴったりなので問題なし。測ったサイズと画像に合わせたラインがぴったりだったと言うことですね。
(´ ▽`).。

 さて試着すると、まだ調節していないところがキツかったり、当たって痛かったりしますね。どこをどうするか、どれくらいにするか、着用している段階で見たまま想像できるので、この時にメモを取って印をつける。イメージできたら試着はおしまいで再び自宅で作業するのね。脚の石膏像があれば簡単なのに面倒だよね。
(・ε・)

 とくに裾はあんまり広げてないので、試着すると足首の下はけっこうキツい。何もない足だけなら良いけど、靴を履いたり、大きめの鉄靴を履いたり、そのうえそれで動くのだから、裾がもっと広くなければまともに動けないことが分かる。これが理想と現実の差になるんですね。

 ここからは中くらいな作業が増えるのでちょっと解りにくいかもです。分かりにくいと思ってやや画像を多くしてみたよ。目で見る実際の立体と平面の画像ではかなり見え方が違うけど、イメージが伝われば良いなと思う。
 
IMG_6818.jpg
↑これは後だね。上の端が邪魔なので試着した時に付けた印でざっくりとカットじゃ。正式なサイズではないけど、この部分はもう大きくいじらないので余分をカットでオッケ。

IMG_6886.jpg
↑後と同じで、明らかに不要な前の上辺もカット。脚の長さと膝頭の距離が判明しているので、基準点が取れれば不要な長さが分かる。切りすぎると元に戻れないので、やや少なめに切るのが保険だね。

IMG_6821.jpg
↑さて、前の裾を横から見たとこ。センターの返しが弱いので、ここをもっと反り返させることにする。この反り返しを大きくするのは難しいし面倒なのでやりたくないが、やればやるほどスゲーく見える。

IMG_6820.jpg
↑後の裾を欲から見たとこ。こっちもセンターの返しが弱いのでもっと反り返させる。面倒と思うか、これでイイヤと思うかは自分との勝負かも。

IMG_6826.jpg
↑時間をかけて叩き、センターの反り返しを大きくしてふわっとしたところ。まだ叩くのであんまり厳密な形ではないけど、全体が広がってればひとまずオッケ。

IMG_6828.jpg
↑同じように後もセンターの反り返しを大きくしたところ。センターだけでなくすその周り全体がふわっと大きくなる。センターだけだと不自然だから、鉄靴と合うことを考慮して全体が広がるように叩く。鉄靴を履かなければこんな苦労しなくていいのにね。

IMG_6888.jpg
↑ちょっと間が空いた画像だけど、センターを反り返して形をいじると、当然のように前後で形が合わなくなる。反り返すだけでなく周りの裾も広がるので、前後同じように広げて、その形で互いに合わせるようにしなければならない。片方だけ好きな形ではダメっす。このズレを再び修正して、前後で合うように調節する。

IMG_6830.jpg
↑センターを反り返して裾を広げ、前後の形が合うようにしたところ。かなり面倒で難しいけどこれはスゲー重要。面倒だからとこれをしないと歪みが大きくなりすぎて、あとで元に戻すのに余計な苦労をしちゃう。手間はかかるが、裾を広げて前後を合わせるとこうなる(まだ完成ではない)。

IMG_6832.jpg
↑ふくらはぎの形を崩さないように、裾を広げ終わったところ。全体の形が崩れてないから合わせても前後が綺麗にハマる。形がある程度良いなと思ったら細かいところまで叩いて全体の形を整えて綺麗にしとく。

 と、ここで終わったかと思うと残念賞。脚は左右で2本ある。まだ片方しかやっていないから、もう一つ同じものを作らなきゃならない。「一つ作ることは努力だけど、二つ同じものを作るのは才能」と語っていた三浦さんのお話ですね。

つづく





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.27 2016 新しく造る comment0 trackback0

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マクシミリアン1世

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