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腿当を修繕しよう その3 修繕加工です

つづき

 さて修繕作業です。

 今回の修繕作業は小さいことばかり。チマチマして面倒なだけで、外形はほとんど変らない。良くすることと、問題を取り払うこと、の2種類があって、それぞれを一つづつやりますで〜す。

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↑これは膝当の下にある板ですね。脛当と連結する部分でけっこうだいじ。このままでも良いけど、歴史的な形に少しでも近づけた方が良いと思ってV字にカットしましたですよ。甲冑バトルではしばしば脛当がないので面積が広い方が良いみたいだけど、脛当を付けるなら広い板は不格好なので幅を狭くした方が断然カッコいい。
(゜∀゜)

↑これは初めにざっくりカットしたところだね。向かって右はテキトーに印をつけただけ。向かって左はカットしたところ。ちょっとカーブのえぐりを大きくしただけだけど、これが断然変わるからすごい。カッコ良くしたいなら勝手なオレ様デザインより、当時の甲冑を参考にした方がぜんぜん良いよ。

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↑これは穴の位置を変える時に残った穴を埋めるところ。位置を変えたりするとどうしても元の穴が残っちゃうので、こういったものは穴を埋めてしまうのね。ちょっと解りにくいけど、向かって右の穴は穴を埋めたところ。向かって左はまだ穴が空いてる状態。

 面倒だからと穴をそのままにしてしまうこともあるけど、表面から見えるとみっともないので、簡単でも埋めておくのが理想かな。これを溶接で埋めちゃう人もいるけど、溶接はどうも現代テクノロジーのインチキに思えちゃうので溶接は使わないです。

 テキトーに埋めて表面をならせばそれっぽく穴が埋まるゼス。これは意外と雑にやってるけど、本格的に綺麗に仕上げればパッと見では分からないほど綺麗に穴が埋まるので、こんなこともやってみると楽しいですよ。

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↑交換する革ベルトを造ったところですな。今回は元のベルトが赤色だったので、革を赤く染めましたよ。面倒くさいけど全体の統一感は必要なのでやりました。革染めも素人なりに勉強しないとね。

 初めは長いベルトだけ交換するつもりだったけど、元の革ベルトと色味が少し違ってチグハグに見えたから、このあとにけっきょく全部交換することにしてベルトも追加した。中途半端が一番汚いからね。

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↑その他、歪んで合わないところを少し直したり、蝶番を付ける部分を交換して確認したり、などなど、一通り問題のあるところを修繕しやした。修繕が終わったらあとは組立なので、ざっと全体の汚れを取って(仮磨きね)修繕作業終了。

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↑汚れを落としたら念のために全体で仮組立してみる。この時に問題が見つかれば容易に修繕ができるので、面倒くさいけどこの手間は省いちゃいけないずら。

 修正すると若干でも形が変わり、合わなかったり擦れることがあるので、そういった不具合がないようよく確認。サイズは違うけど自分の体に合わせて動かしてみるなどは意外と大切。「木を見て森を見ない」ではないけど、一つ一つ細かいことばかり見ているので、最後は全体で見るのがだいじ。

 実作業で、腿当の作業はここで一時中断してる。このあと脛当を造り、その脛当と腿当をつなげて全体として問題ないと確認されたら、腿当と脛当を同時に磨きと組立をやる。でも脛当はあとで別にまとめてあるので、それは脛当の作業で見てね。

 と、少し間が空いて全体の確認ができたら、磨きと組立をしましょう。

つづく





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.27 2016 修理・改造作業 comment0 trackback0

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