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腿当を修繕しよう その2 分解から

つづき

 鋲を一つづつ外して分解しましたよ〜。
 
 分解は意外と大変なので、これだけでもやってみると良い勉強になると思う。鋲が外せないところ、鋲が外れないところ、などなど意外と難儀する作業。面倒だからとガーガー削るとあっという間にキズだらけになっちゃう。自分の持ち物ならキズだらけでもいいけど、人様の物はそうはいかぬぜよ。
 
 あと削りすぎて周辺が傷ついた場合、次回にも同じことをするとまた削ってしまうことになっちゃう。これを繰り返すと鉄板が薄くなって行くので強度が落ちたり穴が空いたりする恐れがあるので、ガリガリ削るのは可能なかぎり避けるのが好ましいと思う。

 そんなこと気にしない人ならかまわないけど、雑なことはだいたいあとで付けが回って来るので、何事も保険をかけておくのが良いと思う老婆心でした。傷をつけたくないなら、フレキシブルシャフトを使うのが良いかな。

IMG_7234.jpg

 さてこれが全部分解したところ。腿当の裏板は分解してないけど、ここは手を加えないので分解しない.個人的には蝶番を付けたいけど、経費をかけてまで必要な場所じゃないので今回はそのまま。

 こうして分解した時にサンプルとして型が取れるんだけど、今回の品はかなり太いのであんまり参考にならない。太いのは細くすれば流用できるじゃん、と思われるけど、太い物と細い物は幅が変わるとカーブが変わるのでその形では合わなくなっちゃう。だからあんま流用できないのですよ。

 だからこれらはイメージサンプルにはなるけど、まんな型紙にならないのが残念。自分に近い形なら良いのだけどなかなかそういったことは少ない。標準的な形の物ならその型紙を作ってサイズだけ大きくすれば良い。太いのは大きいのとは違うんで注意が必要ですね。

IMG_7235.jpg

 表面はピカピカで綺麗に見えても、板の重なり部分はかなり汚い。長いあいだ使ってると、油やワックスとゴミが入り込んで換気扇のように汚れがたまってくる。軽く拭いただけでは取れないので、がっちり取り除かなければならないやね。面倒だけど、こうした小さいことをするかしないかで仕上がりが大きく変わっちゃうよ。

IMG_7236.jpg

 同じく裏側もけっこう汚いですのう。分解して分かることは、汚いだけでなく、鋲の位置がどれほどズレているかも分かるのが面白い。元は型紙で形として造ってるようだけど、最後の穴位置が合わないらしく、いくつも追加の穴があけられてる。これが形とは異なる動きの可動範囲の問題なんですよね。

 形だけ造れれば西洋甲冑だと思っているのはここが大きな違いで、むしろ形は表面的な要素。外形は西洋甲冑の本質ではないでござる。形が良くても動かない甲冑は意味がないし、逆にテキトーでデタラメな形でもしっかり良く可動する甲冑のほうが、本質的には西洋甲冑に近いわけで、だからこそ穴の位置や可動範囲はとっても重要ってことになるんですね。

 さて要点を確認したら、さっそくひとつずつ問題をクリアして行きましょう!

つづく





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.23 2016 修理・改造作業 comment0 trackback0

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