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「西洋甲冑造りた〜い」って思うとき その8

 「西洋甲冑を造りた〜い」と思ったときに、何をしたらいいか、の簡単なお話「その8」だね。昔に三浦さんからもらったアドバイスを思い出しながら、何となく書いてみたので、これから西洋甲冑を作ってみたい人は参考にしてみてね。
(・ω・)ノ

三浦アドバイス、その8
『初めは修理とかで練習するのがいい』
 鉄板とか触るようになると、とりあえずなんか作ってみよう!みたいになるんだけど、いきなり何か作ろうとしてもまずろくなもんが造れないから、初めは造るのじゃなくて、西洋甲冑パーツなどの修理や改造から始めて、手作業の練習をするのがよいよ、ってお話ですね。

 改造や修理をやると、鉄板を少し切ったり、革ベルトちょっと作ったり、鋲を数個留めたり、曲がった鉄を少々修正したり、と基礎的なことが一通り少しづつやれる。だから改造や修理をしてると、自然とすべての作業をやることになって一石二鳥で学べるだわさ。

 もちろんゼロからいきなり修理や改造はできないので、前に書いたように、少しは様々な体験して分かってないと何もできないけど、初歩の原理が分かっていれば、あとは改造で体験を積んだ方が早く勉強できる。とうぜん初めからなんでも綺麗にできるわけないので、初めは何をしても仕上がりが悪い。でもだからこそ次は綺麗にやろうと向上心が涌くはずだ〜ね。

 初めはビッグな修理や改造は難しいから、体験を含めてヘボイ中古の西洋甲冑パーツ、またはインテリア甲冑などの簡単な修理から始めるのがいいみたい。たとえばテキトーな品を中古で譲り受けて、それをどう修繕したら良いか考えるだけでも勉強になる。改造や修理でなくても、分解、問題改善、クリーニング、組立、これをするだけでもずいぶん勉強になる。

 こうして原理が分かって練習のつもりで修理してみると、そこで色々学べるん。やることや確認することがこんなに多いのか!とね。ハンマーで少し叩いて形を戻そうとしただけでも、ハンマーが内側に入らず叩けないとか、叩いたらもっと歪んでしまった、なんてことはよくある話(笑)。
 
 他に、綺麗に磨けなくてマダラ模様になって返って汚くなったとか、狭いところの鋲を打とうとしたらハンマーが振れなくて鋲が打てないとか、分解しようとしたらいくらやっても鋲が外れず全部外すのに1日かかってしまった上に無理に外したから周囲が傷だらけになったとか、カッコ良い形にしたら関節が動かなくなった、なんてことはよくある話(笑)。やってみると、単純なことひとつでもそのつど悩まされ汚く仕上がることにどんどん自信を失う。技術も知識も道具もない未熟な最初が一番しんどいんだよね。
(;´・ω・)

 がむしゃらに練習を繰り返すと時間と労力を食うことになるので、効率よくやるためには、やる前とやった後によく考えることがとってもだいじ。「まずはメイルを作ろう」の話と同じだけど、初めにある程度の目測や計画を立てることがだいじで、やり始めると想像と異なることがいくつも起きるから、ゆっくり進めながら計画と方向性を修正してまめに確認してく。問題に早く気がつくと大きな失敗もなく微調整ができるので、これを丁寧にしていると改造もイメージに近い仕上がりになる(はず)。完成だけ強引にすると酷い完成品で終わって返ってやる気が失われるのでホントに危険。

 けっきょくこれが確認と慣れの繰り返しになるのだと思う。「やってる時に上手く行かないことで良い方法を考え対処していくこと」「良い方法を考えついて問題を解決して学んだこと」「学んだことを応用してより難しいことを適切にできるようになること」「終わってから気になることは次回で改善すること」などを考えながら作業を進めて行くとどんどんレベルが上がる。何も考えないとまったくレベルが上がらないままざんす。
(ノД`)

 できるかどうかは別として、三浦さんが語ったように、または海外の西洋甲冑師がみんなやっているように、未熟なりともできるかぎりよく考えて小さいことからじっくりやるしかない。そして練習作業でも新作でも関係なく、一つ一つを丁寧にやるしかない。鋲ひとつを綺麗に留める、小札ひとつを綺麗に造る、ストラップベルトひとつを綺麗に造る、これら基礎が地道にできて積み重なることで全体が綺麗にできるのだと思う。

 ほんなわけで、初めから鉄板を切って何か新作西洋甲冑を作ろうと勇むよりも、初めは単純な修理や改造をやってみてちょ。そうすれば、どんなことが必要で、どんなことを考えて、どんなことに注意するか少しづつ、そして確実に学べ、その学習の一つづつが経験になるので、なにごとも地道な積み重ねから頑張ってね、ってお話でした。

 三浦さんの格言。
「修理もまともにできないやつが、まともな全身甲冑を造れるわけない」

 ちょっと長くなったけど以上で〜す。読んでくれた人ありがとね。
(・ω・)ノ






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.12 2015 西洋甲冑を造りたい comment0 trackback0

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マクシミリアン1世

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