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「西洋甲冑造りた〜い」って思うとき その6

 「西洋甲冑を造りた〜い」と思ったときに、何をしたらいいか、の簡単なお話「その6」だね。昔に三浦さんからもらったアドバイスを思い出しながら、何となく書いてみたので、西洋甲冑を作ってみたいとかの人は参考にしてみてね。
(・ω・)ノ

三浦アドバイス、その6
『鉄を叩いてみればいい』
 前の話は「鉄板を切ってみる」とか「革を触ってみる」とかでしたのう。基礎的なことが簡単にできるなら、鉄板を叩いてもみるのも良いのではないでしょうか。このへんはあれこれ考えると前に進まないので、ようは何でもやってみるのがいいんでしょうね。そこから学ぶことも多いですし。
 
 それでは鉄板を叩くとして、初心者は細かいことはすべて無視して、ホームセンターで売ってる鉄板を買って来るのだゴー!ある程度の規模の大型ホームセンターならだいたい鉄板は売ってるはずで、なければネット通販で探すのじゃ。それでもなかったら近所の鉄工屋さんに頼んでみるのがよいぞな。

 ホームセンターで売られてる物は、鉄板、アルミ、ステンレス、真鍮、銅、などいろんな金属板があるはずなので、そのなかで鉄板を購入するよ。厚みはいろいろあるけど、体験としていくつか種類を買ってみるのが良いかもしれない。予算に余裕があるなら0.6、0.8、1.0、1.2、1.6、2.0ミリなどを購入して、それぞれの硬さや厚さを体験するのが面白いですよん。鉄は安価だから遠慮なく購入するべし。

 鉄板買ってきてカットして、さっそくハンマーで叩こうと思う。しかしどのハンマーで、どうやって叩くかも良く分からない。「ホームセンターで売ってる普通のハンマーじゃダメなの?」と考えるけど、別に叩くだけなら何でも良い。でもホームセンターのハンマーは鈑金用ハンマーじゃないので綺麗な造形はできないのよね。
(´Д`;)

 じゃ〜とネットでよく調べて動画を見て、金床と鈑金ハンマーが必要なことは分かったので、金床と鈑金ハンマーを買おうとするけど、こんどは金床と鈑金ハンマーが売ってない。ネットで買おうと探しても、車の工具で使われる一般的な物ばかりで「あれ〜?鍛造用のハンマーは売ってないの?」ってなる。日本は工業品意外の道具ってホントに売ってない!バブル時代以降、ロウテクの道具は一気に消滅したん。

 道具を調べて使い方を調べて、頑張って購入して道具を加工して、それで鉄板を叩きを始めて経験を積んでみて・・・といった流れをやることになるけど、誰かが手ほどきしてくれないかぎり、この手間と時間と経費はかなりかかる。鉄工所に就職して仕事だったら黙っていても学べるし、給料がもらえるから良いけどけど、趣味でそこまでやるにはリターンもないので相当な負担覚悟になっちゃう。

IMG_7195.jpg

 「鉄板を叩いてみよう」も言葉では簡単だけど、始めるにはどうしても最初のハードルが高い。で、道具はテキトーに買って準備できたとして、そこからとりあえず「まずは鉄板を叩いてみなよ」になる。道具が粗末でも立派でも、鉄板を叩く行為は同じ。自分の経験でも、経験は技術の半分以上を占める貴重な「技術」だと思う。やってみて汚い仕上がりだなと思ったら、道具が悪いか腕が悪いかのどちらかしかないので、あとは工夫するだけ。

 初めに鉄板を叩いて経験することは「ぜんぜん曲がらない(汗)」を知ることかな。たとえ1mmや1.2mmの鉄板であっても、とにかく手作業だと曲がらない。「鉄ってこんなに硬いの?」と初めてだとそう思う。自分のイメージや動画の真似をしても現実には簡単にそうならないって典型的な事例でごわす。

 火を使えば少しは軟らかくなるけど、それにはまた設備投資が必要になる。だから初めは欲張らずに0.6ミリや0.8ミリの比較的薄い鉄板からやるのが良いのだね。それより薄い0.3mmとかだと、今度は反対に破けちゃうほど薄い。上は1.2mmを超えると、手作業では急にしんどくなるのでここが境目よ。
:(›´ω`‹): 

 鉄が硬いことを経験すると、その硬さにたいしてどんどん力が入ってくる。「パワーで勝負だ!」みたいになるんだけど、パワーを入れすぎると今度は鉄の硬さを飛び越えて変形しちゃう。知らないとこれが鉄を曲げることと思って調子良くガンガン殴る。「オレのパワーを持ってすれば1.2mmの鉄も余裕!」と錯覚してガンガン殴ると、やがて収集つかなくなって鉄クズとなる。または破ける。

 学校や鉄工所で学んでいればこうした感覚も学べるけど、何も知らないと初めの硬さと難しさで挫折しちゃう。知識や経験がないときはどうやって鉄を曲げたら良いか「技術」を知らないので、使える要素は「パワー」になっちゃう。でもパワーに頼らず「パワーをどう技術へシフトしていくか?」が勉強と成長だと思ってる。

 三浦さんに言われたことは「だいたいのことは時間をかければできる。でもほとんどの人はそれをする時間がないことで諦める。だから本当にやりたいなら時間をかけて何でも気長にやってみることだ」の話になるわけだ〜ね。

 その長い時間を短縮するのが機械マシンなんだけど、パワーのある機械は業務用ばかりで高額だから、それを買うために資金を稼がなくちゃいけない。その資金を稼ぐために働く時間が・・・とループになるので、近道はないんですな。
(´~`;)

 長くなったからひとまずここで区切りますね。

つづく





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.14 2015 西洋甲冑を造りたい comment0 trackback0

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