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盾モドキを作ってみた 後編

つづき

 完成した「盾モドキ」でございます。形はとくにいじくっていないから、それほど困難ではなかったかな。もちろん昔に加工したときはえらく苦労したけど(笑)。
(;´ω`)

 今回はほとんど磨きだけだったけど思ったより手間がかかり、最後のほうは「何でこんなことしてんだ?」と思うようになった。「そんなの機械でバーってやれば簡単だろ」とか言ったやつは自分でやってみて泣きながらクソして寝てろだね。

 でも終わってピカピカになり、こうして眺めてみるとやっぱり気持ちがよいもので、イメージしたように綺麗に仕上がったなと思う。作ることが何よりも好きだから、イメージと形がシンクロしたときは最高に気持ち良い。わ〜い!わ〜い!と身につけて遊んで、とりあえず撮影して遊んでみました。
ヽ( ´¬`)ノ

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 すべて鉄板でできているので、これは歴史的な造形の盾ではないぞな。昔の盾はほとんどが木製だったから、こうした金属シールドはファンタジーシールになってしまう。でもファンタジーシールドと言ってもそれなりの防御力はあるよ。とりわけ変形させて叩いて〆てあるので、本物の刃物でも十分に耐えられま〜す。

「絶対に防御力あるんだろうな!?」とケンカ腰の人がいれば、実験してみれば良いのさ。包丁でも斧でも日本刀でも、何でもいいから斬りつけてみれば良いのだ。もちろんお買い上げになって自腹実費でやってもらいますけどね。

 そして攻撃実験で大切なのは、斬りつけたあとに盾を持っている人も同時で武器で反撃することですね。戦いのなかで、フルパワー、フルスイング、反撃なしで攻撃できることはめったになく、必ず敵の反撃を想定して攻撃しなければならない。

IMG_6371.jpg

 つまり反撃で自分もやられると身も守りながら攻撃することが本来のリアルな攻撃力であり、固定した静物を自分の好きな角度でフルスイングすることは、実戦の攻撃ではまずないわけだ(仮想最大値と言えばいいのかな)。だから攻撃実験には、攻撃を受ける側も攻撃をされたら、同様に同時に攻撃を仕返せば良い。

 防御側は盾で身を守っているので安心して反撃できる。盾や防具が簡単に斬れて意味がなければ、身を護る側は防具を信用して戦うことができない。防具は身を守る道具だから一撃で斬れるようでは意味がない。だからこうした盾であっても、木製の盾であっても、けっこうな防御力があるんですよ奥さん!

 少しでも鍛えた金属は思ったより硬くなるので、斬りつけて変形することはあっても、切り裂くことは人力では不可能に近い。日本刀で端から直角に垂直にフルパワーで斬りつければ、そこそこ切れ込みが入るだろうけど、受ける側は表面の平面で受けるのが通常。平面を切り裂くことはどんな刃物でも物理的にかなり難しい。だから西洋甲冑も全体が丸いわけで、パーツの淵を縁から斬りつけられないようになってる。

 ドラム缶や自動車のドアを日本刀で斬りつけて、切味を披露している動画もしばしばあるね。たしかに5〜10cmほど斬れるので威力はすごいと伝わるけど、ドラム缶や自動車扉の端を斬りつけると、まずもって刃が食い込んで抜けなくなる。いくら斬れたとしてもこれでは戦闘にならないでおじゃるのう。そんなことあるかボケー!と思うなら何でもやってみるのが良いでしょう。

 とにかく金属をまっ二つにはできない。何か話が脱線したけど、盾や鎧は、ゲームや映画のようにスパスパ剣で切ることができないから、防具はスゲー大切だべ、ってことだね。
☆^∇゜)

IMG_6381.jpg

 さて、仕上げてもこれを使うことはないので、完全に意味のないサンプルに終わりました。持ってても要らないので、コスプレアイテムとかで希望者がいればお譲りします。作業工賃からすると赤字だけど、日ごろ消耗品の費用がけっこうかさむので、その足しになれば助かる、なんて考えてま〜す。
 希望する方がいたらコメント欄から連絡くださいな(非表示オッケ)。
( ´¬`)ノ 

〜概要〜
縦長:約40cm
横幅:約33cm
奥行:約7cm
材質:軟鋼
厚み:1.2mm
重量:約1.31kg
加工:縁に捻り返し
ベルト:革ベルトと真鍮のバックル

・盾モドキ:¥29.800-(送料別)

この品は売却されました。





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.08 2015 新しく造る comment0 trackback0

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