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古いゴーントリットの修繕 その1 初め

 さてさて、久しぶりのブログだびょん。時間が空いたときに少し書きまとめたものだけど、簡単な作業でもアップしようかなっと思ったりなんかしちゃったりして。
(広川多一郎 風)

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 今回の作業は、古い錆びたゴーントリットの修繕リフォームでございます。聞いて驚くべし!このゴーントリットは、何を隠そう西洋甲冑師・三浦さんが40年ほど前に製作した体験試作品なのだ!

 40年くらい前って言ったらどんな時代か分かるかな? 大阪万博やオイルショックの時代ですよ奥さん!まだテレビもカラーになりたての時代だし、写真機もカラーフィルムが出たばかりの時代。電卓なんて電子機器などある分けなくてソロバンだったし、電気工具なんて当然ないから、大工でも工務店でも、すべてはみんな手作り。ノコギリやノミ、カンナや手回しドリルのオールアナログの時代だ。

 そんな今とは比べ物にならないロウテクな時代に、三浦さんはすでに西洋甲冑に魅了され、資料を集めて調べ物をしていたんだね。そして資料を見ながら自ら製作してみたいとチャレンジした、初期の試験的作品がこれになるのでした。
(^∇^)

 もちろん初めてなのでうまく行かないし、勝手も分からなし、道具も分からないので、試行錯誤の試作品になるわけで、いわゆるプロトタイプ0号機になるんだね。よく見ると完成間近の8割くらいで作業が止まっているのが分かる。あと少しで完成なんだけど、ここまで来て「なんかコレジャナイ感」に包まれてしまって完成に至らなかったのでしょう。この気持ち痛いほど分かるでござる。
(´~`;)

 震災の建替えのために、三浦さんは多くの品々を処分したけど、その中でこうしたものを、私はいくつかもらったのでした。しばらく置いておいたけど、このままではもったいな〜と思って、手を加えて修繕して、最後まで完成させてみることにした訳。本当はあれこれ改造もしたいところだけど、原型の部分は三浦さんの作業の原点なので、その部分はあえてできる限り何も手を加えないで、綺麗にすることと、完成させることだけに目的を置いてみました。

IMG_0551.jpg

 見ての通り、長い年月の保管で錆が浮いてますね。倉庫に入れておいたのでだいぶ錆びてしまっているが、実はこれでも可動には何ら変化はなく、新作とそう変わらないように動くよ。動かないほど錆びてくっついてしまうのは、それは錆ではなく腐食同化で、材質に錆が食い込んで他の部品と同化してしまう状態。普通に屋内で保管しておいた状態では、まずそうならない。だからこれほど錆びていても普通に動くんですよん。錆びてギコギコと壊れたロボットのように動く表現をするのはひどい偏見と無理解ですからね。
 
 初めはこのまま磨くだけで良いと思っていたけど、磨いてみると長年の錆が思ったより深く食い込んでいたので、磨いても黒いアバタが残ってけっこう汚い様子だった。それも味かと思ったけど、手を加えたのに汚いのも悲しいので、思い切って総分解のオーバーホールをすることにしたのでした。

 革も交換しなくちゃならないし、細かくプランを練ればば練るほどやることが多く、全行程の3分の1くらいをやるのと変わらないのかなと思うところでした。でもせっかくやるなら中途半端でなくしっかりやった方が自分の練習にもなって良いかなと思って、妥協せずにオーバーホールをやることに決めましたよ。
(・ω・)ノ

 この修繕はいつやったかな?震災の後なのは覚えているけど詳細な時期は忘れました。そんなわけで、このサビサビの作りかけゴーントリットを甦らせたいと思います!あんまり細かい流れは記録していないけど、のんびり見てチョンマゲ。
ヘ( ゚Д゚)ノ





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.23 2013 修理・改造作業 comment0 trackback0

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