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アメリカ:シカゴの旅 その7

ひきつづきシカゴ美術館の中ね。

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近年では日本でも新東京美術館みたいに、巨大で広い西洋式の美術館ができて普通になったけど、これもつい近年だから、それまでだとデパートの最上階でやっていた絵画展みたいな感じで、非常に地味だなと思う。

個人的な感想だけど、もうスケールから発想まで本質的に国の歴史が違うし、理念が違うから、同じにはなれないと思った。なぜなら、高い天井のある大部屋に大きな絵がたくさん飾られているし、ホールのような巨大な部屋にも、壁一面のような、畳6畳とか10畳くらいの巨大絵画がたくさん飾られている。

上の画像の絵画は大きく見えるけど、それでも他の巨大な絵に比べるととても小さい。だからこうした巨大な絵画は、まずこうした美術館から持ち出されることはまずないことで、だからこうして現場に来ないと見られないのかなと思うところ。

いくら書籍やネットで気軽に見られる時代と言っても、やはり現物の力強さにはとうてい及ばないわけで、何も知らない絵画や作品であっても、現物を見ると息をのむほどに圧倒され感動する。そして絵の具の躍動感や作者の情熱まで伝わる。デジタルでどれほど精密に描いても、この画面から溢れ出る人の情熱や力強さは、手描きの油絵や手作りの彫刻ならではだと思う。どれほど本を読んで知識を貯えても、本物に出会ったスゴさは超えられないぜよ。
(;ω;)

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自分は西洋甲冑が好きなように、西洋的な力や合理性にとても魅力を感じる。これはどちらが優れているかと言ったくだらない優劣主義とは関係なく、完全に個人の好みと感性だと思ってる。こういった意見を述べると必ずと言っていいほど「日本美術の方が優れている」とか「日本甲冑の方が美しい」とか比較と優劣を主張する頭のおかしいクルクルパーが現れるのだが、好みの話をしているのに勝手に優劣の話をごり押ししてくるお脳の弱い人は面倒くさいので、相手にしないのが鉄則でおじゃる。

もう西洋甲冑でそういった偏見と国粋的な視野の狭い人にたくさん会って来たのでウンザリして、自分は絶対そんな小さい人間にはならねーぞ!と反面教師に思っております。西洋甲冑が好きだろうと、西洋絵画が好きだろうと、そんなものは個人の好みであります。何度も言っているけど「赤と青はどちらが好きか?」→「赤と青はどちらが優れている?」もうね、意味が分からないです。
(;´ω`)

私からすれば、優劣や勝負にすぐこだわる人は、自信のなさから来る恐怖心の現れだと思っちょります。自分が好きなものや愛するものは、それはそれだけで善い訳で、他者と比較する必要も、優劣を決める必要もない訳で、その存在に自信や希望があれば、他のことなんてどうでも良く思える訳で、他所様が気になって仕方ないとか、優劣をつけないと心配なんてのは、いかに自分が信じてないで、確かな確証が欲しいと自分の判断に怯えてビビっているかが良く分かる。他者を否定して攻撃して自己保身するのは、弱さの象徴ですよ。

自分の好みとして、西洋甲冑や西洋絵画が好きなので、それはそれだけで良いわけ。日本甲冑や日本美術だって嫌いじゃないし劣っているとも思っていない。〇〇が優れているとか、西洋は劣っているとか、そんな主張はさんざん聞かされたので(私に向かってのたまうアホもいたので)、もうそういったケツの穴が小さい、器の小さい、了見の狭い人とは関わらないのが一番です。

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油絵もやってみたいなと思ったけどそれを習う環境もなかったし、終始憧れで終わってしまった気がする。だけどその好みは変わらないので、こうして海外の絵画をたくさん見ると、何とも言えない感動と幸せになるのでございます。地元に住んで暇ならマメに来るだろうけど、そういったものは生まれた環境に左右されてしまうから、日本では地味な絵画展をコツコツ見るのが精一杯になってしまうね。

そんなことを考えれば、こうして偶然にも本物の有名な西洋絵画をじっくり見られるなんてのは、非常に贅沢な幸運なんだろうなと思う。いやはや、もう感想とかコメントかそんなものはいらないと思うのです。そして私は絵画や彫刻でやたらと知識やうんちくを蓄えるのを好んでないです。絵は絵で楽しむもので、作者とか人物とか時代とか様式とか、どうでもいいと思って、自分の感じる心で絵画を見てます。能書きはあとから学ぶもので、先に学ぶものではないと思っちょります。

もう見切れないほど素晴らしい絵画が館内中に溢れていて、何度もしつこいけど、ここでも自由に写真が撮れるし、これといって強固な防犯システムも何もない、自由に学ぶ環境が際限なくに溢れているのでした。

つづく





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.19 2013 海外旅行記 comment0 trackback0

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