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アメリカ:メトロポリタン美術館 その4

メトロポリタン美術館のセンターホール以外にもたくさんの甲冑武器があります。でも数が多いので、少しだけ西洋甲冑をあげてみますね。解説を具体的に読んでいないので詳細は解らないけど、簡単な説明を添えてみましょう。
(・ω・)ノ

IMG_5947.jpg

上の画像の甲冑は有名な西洋甲冑ですね。
世界的にも珍しく、14世紀後期〜15世紀初期の西洋甲冑を、人体モデルに展示してある物で〜す。元々はバラバラの部品だったけど、いろいろ集めて合わせて展示したもの。しばしばこれがそのまんま600年間現物そのままで保存されていたと誤解する人いるけど、そんな古いものがそのまんま残ってるなんてまずないからね。それでも他の博物館でもなかかなかここまで全身がそれっぽく揃わないので、イメージだけでもこの展示は大切と思うのですよ!

この甲冑周辺のコーナーは15世紀が中心なので、一人で感心して、貴重だから写真撮りまくって観察しまくります! 気になる細部が見られないのはとても悔しいけど、1枚写真よりはずいぶんと勉強になったね。でも博物館の一般的なお客さんとしてはこういった古くさいボロい痛んだかっこわるい甲冑(言い過ぎ?)は人気がなくて、この周辺の古い甲冑コーナーはほとんど人がいませんでした悲しい。
(;ω;)

人の興味はそんなものなので、仕方ないですな。豪華でかっこいい16世紀後期の甲冑と比較したら、そりゃ誰でもこれがかっこいいとは思わないし、人気があるわけがない。でも甲冑マニアや研究者は、こちらの方が飛びつくように観察するんだけどね。

ちなみにこの甲冑は珍しい全身展示なので、しばしば資料の参考にされる。でも古いから壊れている部分も多いし、指などが欠損している場合も、知らないでそのまんま表現されてしまうことがよくあって、誤解の元で危険なのです。部品が消失しているとか、指が欠損しているとか、鎖の靴がないとか、戦場で着る上着を着ていないとか、そういったことはまずパネルで説明してくれないよね。だからこそ基礎知識や専門性が必要になってくるんだけど、専門知識ってのは面倒くさいから大衆から嫌われるんだよね。



IMG_6116.jpg

上の甲冑は、16世紀初頭の北イタリアの半甲冑ね。これだけ装飾が凝っていると、この時代では衣装として作られたと思うよ。しかしこの当時にこれだけの鈑金ができたのは驚きだ。ある程度は修理修繕をしていると思うけど、元々のフォルムが変わるほどは修理しないので、細部を見るかぎりよくできた精巧な甲冑だ。

ちなみに、甲冑修理って聞いても普通の人は修理のイメージがわかないと思う。ちょっと壊れているとか、ちょっと錆びているとか、そんな軽度の痛みと修理だと想像してしまう。だけど多くの西洋甲冑は、ほとんどが見るに耐えないほど痛んでいる物が多い。

現代では現存保存を重要視して、だいたいそのままいじらないようにしているけど、19世紀では復興機運が高かったので、ボロボロの物は綺麗に造形し直して修繕してしまっていることも珍しくないです。極端なものだと修理前と修理後の写真は、別物と思うほど綺麗に修繕されてます。ボロボロのままでは魅力ないし、修繕しすぎると、当時の貴重な状態、データが失われることもあるから、博物館の展示と資料保存のバランスは難しいね。

それは別として、上のイタリア半甲冑はとても良い形で惚れ惚れしてしまう。豪華とかではなく、この首周りの曲線とか、腰回りの凹凸とか、もううっとりするほど魅了されるんだけど、イタリア人の首からヒップにかけてのエロティックさは半端ではないので、甲冑でも石像でも、うっとりんこのマイッチングなのです。

うん。西洋甲冑はエロいです。、(笑)
(*´∀`*)

つづく





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.26 2013 海外旅行記 comment0 trackback0

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