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アメリカ:メトロポリタン美術館 その6

それでは最後に、もうちょっとだけ写真を紹介しておしまいにしますね。

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別の博物館日記でも書いたと思うけど、博物館に来るときは、とにかく時間の余裕がないので、甲冑全部を観察したり写真撮影するのは本当に難しい。それ専用に数日も予定を組んでいればそれなりに撮影できるけど、ツアーで短時間や、半日程度では博物館を見て終わっちゃうくらい広いところばかりだし、日本の博物館のつもりで見に行くと、だいたい仰天させられちゃてあたふたしちゃう。(笑)

今回の写真撮影と観察は時間が少ないのでかなり限られたことのみで、当然メトロポリタン美術館全体の散歩や見学はまったくできませんでした。非常〜に勿体ないけど、目的と限られた時間では仕方のないことなのね。欲張ると何も得られないのはよくある話ですから。
( ´_ゝ`)

写真で順番にブレなく撮影するのは原則として、きちんとブロックに分けて撮影することはとってもだいじだと思う。計画的に撮影しないと正面ばかりだったり、同じところばかり撮影してしまうので、地質調査みたいに、ブロック分けして全身をくまなく撮影するのがポイント。記念写真なら良いけど、調査ならできるかぎり細かい方が良いから、良いカメラで近寄って高画質で撮影できると良いよね。(今回は1600万画素以上の高画質でゆうに千枚以上の撮影だ)

こうした画像は後にならないとじっくり見ないけど、しっかり撮れているととても嬉しく、また反対にぶれていてまったく見えないと非常に悲しくなっちゃう。写真は撮り直しに行かれないので「しっかり撮らないとね」の教訓は本当にウンザリするほど経験してます。これでもかと撮影しても必ず撮影していない角度は毎回あって、あとで悔しがります。
(;´д`)

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そして撮影するポイントは、何を狙っているかもとってもだいじ。ただ撮っているだけだと情報が安定しないので、つなぎ目、蝶番、関節部分、模様、立体、比率、鋲の有無、などなど、ある程度目的とターゲットを絞り込んで観察しながら近寄って撮影するととっても面白い。意外なところに修理跡や金具があって、何げないところから構造を知ることができるなんてこともよくあって、それをあとで画像で見ると再確認できて感動する。
(*´∀`*)

こうした謎解きパズルみたいなのが、撮影と観察で同時にできるのが博物館に来たときの目的でありながら、楽しみでもありますな。そんな不明なことが多い西洋甲冑の研究だからこそ、どこにも具体的に書かれている本がほとんどないことが、これまた面白いわけで、大量に出版されている知識本を読みまくって理解を深めるだけの世界とはちょっと異なりますよ。これは恐竜や宇宙の研究のように、様々な方向から仮説を立てて、それのために研究して調査して証拠を集めて、新しいことが少しずつ分かる世界でございます。

だからまだまだ分からないことだらけで、とんでもない分野に興味を持ってしまったなと思うけど、この楽しみと謎は他にない楽しさなので、ある意味、幸せだなと思うところ。「こんなおもしれーものはないな!」と三浦さんと笑い合ったことあるけど、これは時間が経てば経つほどそうだなと思うところでした。
ヽ( ´¬`)ノ

今回もこうして時間と経費をかけて博物館で資料収集して来たけど、もし次に訪れることがあれば、知人に相談してメトロポリタン美術館の倉庫や修復室に入れてもらいたいなと思うぜよ。今回は急に話が決まったので、知人に連絡が取れず博物館への紹介の機会が得られなかったけど、それも仕方ないことだから残念がらず、またいつかの機会を楽しみとしましょう。
(´・ω・`)

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さて、話も尽きないのでこのへんでおしまいにしましょうね。

今回の写真は、今後にしっかり活かして行きたいと思うのでした。なぜなら、博物館で写真ネガを借りて、許諾料払って本でも出版しようとすると、写真1枚当りにかなりの費用がかかっちゃいうのです。写真ネガをレンタルで取り寄せると高額な費用がかかることにビックリしてしまいます。だから日本では西洋甲冑の写真を使った書籍がぜんぜん出版できないのですよ。
(大学先生や学会関係の出版物だと簡単で安く写真が使えるんだけどね)。

でもそうした使用料が博物館の維持管理費に使われているから、当たり前と言えば当たり前。話によると自分で撮影した写真は許諾を得れば良いみたいなので、今度確認して、機会があればこうした写真も申請して出版物に使ってみたいなと思う夢の希望でした。


最後までまとまりはありませんが、以上をもちましてアメリカ・メトロポリタン美術館の旅報告はおしまいです。もっと日常的なことや、博物館の話題もあるのですが、きりがないので割愛でございます。

長くて退屈なアメリカ旅行記を最後まで読んでくれてありがとうございました。
(^∇^)

おしまい





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.02 2013 海外旅行記 comment0 trackback0

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