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手甲造りに挑戦 その10 袖口再修正

IMG_1713.jpg
左右の袖口が若干長さが違う。
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ちょっと分かりにくいけど、袖口の長さを揃えたところ。

手首周りを整えていると、削ったりしてセンターの長さが変わっちゃう。だから今度はその変わった長さで再び袖口の長さを測り直すと、左右で違うことが起きる。これはさっきの話と同じだね。こうして、切ることと、形を合わせることを交互に行って、同じ形にする。

こうして文章だとえらく簡単なんだけど、これがもう非常に面倒くさい。不定形のものを同じにする方法って具体的にどうやるか知らないので、何かいい方法があったら誰か教えて欲しいくらいだよ。元々同じでないものを同じ形ににするってどんな魔法使いのナゾナゾですか。
(;ω;)

そんなこんなで、長さとカーブをおおまかに合わせて来たところで、比べても良く分からないくらいになればいいところだと思う。ほとんど長さと形が整ったら、最後にあわせ確認をするぞ!

IMG_1720.jpg
最後にこうやって袖口の輪郭を取る。
こうするとペンでなぞった跡で違いが出る。ここでは片方の端だけが4ミリ内側に凹んでいるのが分かるね。こうして左右の袖口の違いが分かるので、それを修正して形を整えるのね。どうやって輪郭を合わせるかは、自分でやって理解してくれい。

こうした行程の形を見ると「汚い」とか「正円じゃない」とか突っ込んでくる人いるけど、毎度言っているように、西洋甲冑は粘土をこねて造形するようなものだから、正確な形にはまずならない。また機械的に正円や四角の造形をすると、なぜか非常につまらない人工的な形になってまったく魅力が無くなってしまう。私が機械で造った西洋甲冑をまったく好まないのは、そんなところでもございますよ。

だからこうした円やカーブも、手作業なりの粗雑さがあって良いと思っているのね。機械で造っり曲げた西洋甲冑は、どんなに立派でもつまらないよ〜。安くて綺麗だけど人の心を掴み取る魅力が全然なく、まさに「味がない」です。
(´ ▽`).。

IMG_1716.jpg
不思議なことに三次元立体だから、写真画像では歪んで見える謎。
イラストで描こうとすると歪んでしまうのはこのマジックです!





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.23 2013 手の手甲 comment0 trackback0

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