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手甲造りに挑戦 その6 袖口の連結

IMG_1689.jpg
見ての通り袖口はガタガタでございます。
適当に切り出したものを、おおまかにカットして、それをガンガン殴っていれば、これくらい大きくずれているのも当然なわけでございます。

さてこれを手首側を基準にして、長さを整えなければいけないのだ。当然手首側もセンターや左右幅を整えて、整った基準を少しずつ増やしていく。そうした基準を元に、袖口までの長さや幅を取り、全体に数値化した基準を広げるのね。

文字で書くと簡単だけど、殴った鉄板はどんどん形と長さが変わるから、粘土を扱うようになかなか基準が取れないのでけっこう苦労する。設計図やFRPなどの特定の固形物として考えると上手く行かないので、そのへんはグニャグニャしたものとして頭で意識していると上手く行くと思うよん。

IMG_1690.jpg
こんな感じで、手首から一定の距離を計って整える。画像を見ても分かるように、メジャーで測るとこんなに長さが違うので、何もしないと左右バラバラでいつまでたってもいい具合に治まらない。このへんに来たらミリ単位で調節してもいいじゃないかね。

当然のことだけど、ヘリを数ミリ削ってしまうと、それまで漠然と形成した袖口のラインが変わってしまうので、それまであわせて来たカーブ(反り)もズレちゃう。だからカットしたら再び全体が一律になるように整える訳で、これは修正と形成を何度も繰り返すことになるけど、仕方ないよね。

叩くと形が歪み長さが変わり、長さが変わるとカットして修正する。修正すると・・・そんな感じで何度も何度も形を整えることにつき合わされるから、こうなると根比べと我慢比べだね。別にやらなくてもいいけど、やったらやった分だけ形が整うので、最後は自分との相談でしょう。

IMG_1691.jpg
かなり飛ばしたけど、袖口を連結したところ。

この段階でようやく原型ができたところ。動くことは動くけど、ぎこちないし滑らかではないし、とても動きにくくて使いにくい。よってここから微妙な形成と調節になるでございます。たぶん作り手としては、できるできない、慣れている慣れていない、などはここから違いが出てくるのかもしれないのう。

見た目では形が出来上がっているように見えるけど、まだまだ修正や調節が必要で、指を除いたとしてもまだ半分くらいと思っても良いと思うよ。それほど形より微調節の方が手間がかかるってことだからね。
(^_^;)





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.05 2013 手の手甲 comment0 trackback0

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