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手甲造りに挑戦 その2 拳を造る

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ものすごいすっ飛ばしたけど、ナックルの形成をしたところ。(笑)

まだ完全な形ではなく、おおまかな8割程度の外形にとどめておく感じ。この周りに次のパーツが連結するとまた形が変わってしまうので、完成させても形が変わってしまうので意味がないのでした。大切なのは、全体のボリュームや具合をある程度決めておくことでございます。

このナックルが出来上がると、そこを基準に他の部品も形が決まっていくので、このときにいかにイメージに近い形が決められるか? がとても大事だと思う。あとで細かい修正はできるけど、大きなことは変えられないので、あとで後悔しないためにも、よくよく形をイメージするのが大切だと思うよ。やってみると分かるけど、あとで思っても、あとじゃどうにもできないからね。(笑)

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ナックルが左右できたら、それに合わせて手のパーツを仮にセットしてみる。これによって手の大きさや長さなどが具体的に見えるのでイメージが大きく広がるよ。こうすると大きいのか小さいのか想定できるものがあるので、この先どうするかイメージしやすくなる。

そんなもん設計図通りにやりゃいいんだよ、と思う人は西洋甲冑舐めてます。いつも書いているけど、鉄板を叩いていくとサイズは変わるし、カーブをつけると歪みで合わせ目がずれてくる。ヘリを1ミリ削るのも、穴を1ミリ広げるのも、それぞれのパーツでそれをやると合計ですぐ10ミリ20ミリ変わってしまう。そんな不安定なものに設計図もクソもないでござる。

かっちり設計図通りに作ろうとすれば、きっとそれは非常に動きの悪い、サイズの決まったカチカチの甲冑になるでしょう。サイズがぴったりカッチリなことと、動き易く使い易い甲冑は、どちらが優先されるのか? そこが製作理念の根幹だと思っちょります。

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まだはっきりしないけど、各パーツにカーブをつけて一連の連結の前提とする。形が決まるのは鋲の穴をあけた時からなので、この段階では正式な形は求められない。鋲穴をあけて鋲を通したところで、そこから改めて微妙なカーブや動きを調節するので、いつものようにニワトリと卵の関係で、とっても難しい。

完成したものを見る(謎が解けた状態)からはいくらでも想像や正解が分かるが、やっている最中は、とにかく先が分からないので、暗闇の中を手探りで進む状態。一つ一つ問題を回避し、リスクのない道を手探りで探していく、それが西洋甲冑の作業だと思うところ。

さてここからは具体的に形を付けて連結させていきましょう。それはつまり、鋲穴をあけて位置を決めていくことです!
(・ω・)ノ




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.05 2013 手の手甲 comment0 trackback0

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