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「甲冑・西と東 南蛮胴」特別展の終了

約2ヶ月間開催されていた板橋区郷土資料館の特別展が終了。
ずっと通い詰めではなかったけど、案内のために何度か足を運んだ~よ。

三浦さんの展示はまだ数えるほどしか機会はないが、晩年こうして何度も声がかかるのはとっても誇りある活動と存在だと思った。

有名になって、お金持ちが青山や六本木で有料ギャラリーを貸し切って1週間2週間行われる個展なんかもあるけど、日本の場合は自腹で使用料を払い、自分の営業と宣伝になる。
ヨーロッパでも同じギャラリー制度はあるけど、パトロンやスポンサーは良く着くし、芸術的内容ならギャラリー利用料もたいして高くなく、時にはタダ騒然のこともある。

それに比べて日本のギャラリー利用料は1週間30万とか100万とか当たり前で、しかも販売促進などしたら、売り上げの30%~50%までブン取られてしまう。
この時点で日本での「ギャラリーイベント」は金銭でしか利用、評価されない。

博物館なども比べれば解るが、私設、公設に関わらず欧米の入場料は安めであり、学生が無料、または格安などは当たり前が多い。日本の博物館は常設で安めだが、特別展は千円二千円とやはり高い。

今回みたいに公共施設、とりわけ資料館などの文化団体から「是非に!」と予算を組んでまで声をかけてもらえるイベントは、ビジネスイベントとは対極でありながら、非常に価値があることだと感じた。

そもそも三浦さんは学問として西洋甲冑をやっているから、経費のかかるビジネスイベントは自分ではいっさいできない。「仕方ない」とビジネスに妥協しない点は憧れ。(笑)
(子育てのときは稼ぐために作り売らなければならなかったそうな)
憧れるけど真似はできないのう。

職人として修行された技術でなく、伝統工芸でもなく、博士号を持つ学者でもないし、学会に登録した会員でもなく、一個人で築き上げたその腕と世界は、本当に凄いと思う。



今回も写真撮影用の西洋甲冑は手あかがついて錆びているのはご愛嬌。(笑)
でも車のキーのような尖ったもので、展示用西洋甲冑にグシグシとこすった後をつけた奴は、本当に死ねば良いと思う。そんなバカがいるから、ガラス展示になったり、警備員や防犯カメラの設置で経費がかさみ、保険をかけるから入場料が高くなる流れになるんだな。
そうやって見る側がどんどんと不便な環境を招いていることには、そんな馬鹿者には想像も出来ないのだろうかな?

少しでも身近に見てもらいたいと、粋な計らいをしてくれた三浦さんの気持ちを真っ向から踏みにじる行為は、愚か者のバカを通り越して犯罪者だな。





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.30 2009 三浦權利 comment0 trackback0

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