fc2ブログ

アメリカ:ヒギンズ・アーマリー博物館へ その1

作業ばかりのブログが続いているから、たまには別ネタで。

かれこれしばらく前になるけど、アメリカの甲冑博物館に行った時の画像があったので、簡単にそれでも取り上げてみようかと思いま〜す。
たしかこれは震災前に行ったと記憶してますのう。震災前と後ではいろいろと違うので、今考えると、このときに行かれて良かったと思うよ。

ちなみに取材として仕事で行ってきたのね。ツアーだとこういった専門の博物館に行くことないし、時間が短いと何も学べないので、取材として西洋甲冑ガイドで同行してきました。こうした情報を収集する作業は、けっこう費用がかかっているので、気軽に「資料見せて〜」とか「情報ちょうだい〜」とか言っちゃダメだよ。

さて、この時のアメリカ甲冑博物館取材は、アメリカ北東部にあるマサチューセッツ州のウースター郡にある「ヒギンズ甲冑博物館」(正式名:Higgins Armory Museum、ヒギンズアーマリーミュージアム)でございます。

博物館公式サイトこちら

ウースターと言っても日本ではあまりなじみがないけど、ニューヨークの少し北で、ボストンバックで有名なボストンの街のすぐ北にある、マサチューセッツ州第二の都市で、こちらでは田舎だけど、それなりにけっこう大きく有名な街です。アメリカ独立戦争や記念に関する有名な街でも知られているかな。

さて当日は西海岸から東海岸ヘつき、夜行電車でボストン、そしてウースターへ参りました。長い旅だったので移動だけでかなり大変でございます。なんせアメリカはちょっと移動するだけでも東京静岡ほどの移動が当たり前だし、飛行機とマイカー以外の移動方法が限られていて、地方に行くのは本当に大変なのだ。
(ちなみに多くの人は長距離バスを使うけど、それは貧乏人の乗り物扱い)

笑えるのが、電車のチケットの買い方がはっきりしないし、標示は全然ないし、時間などデタラメで、日本では考えられないテキトーさです。標示がなくてデタラメなので、初めてで一人だと、まずもって100%混乱するだろうね。それだけ日本は何でもかんでも親切になっていることが良〜く分かります。
(´ ▽`).。

ホテルは駅と博物館の近く。バストイレつきで特別安くないけど、二人部屋で20畳くらいの部屋でクイーンサイズのドデカベッドで超静かなので、非常にお得だと思います。海外で思うことは、ホテルでけちってトラブルを起こすことが一番アホくさいと思うよ。何かあると気分が悪いだけでなく、貴重な時間とお金を一瞬で失うことがあるから、余分に10ドル20ドル追加するだけでも、そこそこのホテルが良いと思うのでした(受け売り)。

さて、博物館や駅から近くと言っても電車もバスもないので、マイカーが無いと自動的にタクシーね。近くなら治安にも心配ないし、安いから二人なら割り勘でお得だと思うよ。ちなみにこちらの街は、日本人にとても好感的な街のようでした。街の中に「俳句通り」(ハイク・ストリート)があるそうな。(笑)

IMG_1903.jpg

ここがヒギンズ甲冑博物館ね。周りには何もないです。
もともとはヒギンズ氏が、大富豪だったので甲冑コレクションを始めた物で、ここは住まい兼コレクションルームに造られた建築物で、建設はけっこう古いです。鉄骨とガラスの造りは、戦前の時代を感じますね。説明を見ると20世紀初頭だから、かれこれ100年前になるのかな。

さてさて、入り口に入ると古めかしい造りのこじんまりとしたエントランスホール。木の壁で、丸い造りの入り口は、当時の時代の最先端を取り入れた感じ。さながらホーンテッドマンションの入り口みたいかな。入場料は、たぶんサイトにも出ている12ドルだったと思う。日本円だと千円くらいだね。

館内の全ては写真に撮ってないけど、1階は、入口と売店と図書室と講義室と事務所と、そしてヒギンズ氏を紹介するコーナー。2階と3階は、下記画像のようなメインホール展示場になっているのね。この画像だけだと、まるで教会の中のように見えるけど、これが鉄骨建物の中に造られているのだからすごいのですよ!

3階は、この2階のメインホールの上層階構造になっていて、お城の廊下のようになっていて上からホールを見渡すことができる。もちろんそこにも展示物がいくつもあって、とてもお洒落な作り。単に展示物を見るだけでなく、空間を楽しめる造りになっていてビックリしたのだ。こういったところはセンスがいいなと思うよ。

そして4階は、児童用の学習スタイルのホールになってる。こういった学習スタイル、地元に解放された博物館は、啓蒙活動の原点としてすごいと思う。幼児から子供、そして大人まで西洋甲冑を学べるスタイルにしているなんて、理念がしっかりしていて素晴らしいね。

IMG_0557.jpg

画像ではあまり見えないけど、このメインホールの柱の間にいくつも西洋甲冑と武器が飾られてるのよ。ケースに入っていない物が半分で、錆びやすい物や、小物はケースに入っている。そして当たり前だけど驚くのが、これらは自由に写真撮影オッケなのね。剣や武器なども壁にかかっているので、触れる距離にあるけど当然触らず、自由に写真が撮れる。勉強や取材には最高の環境じゃ。

しかも特別にあちこち監視カメラはついていないのよ。監視の人が当番で一人立っているだけで、来客者が来ると「写真は良いけど触らないでね〜」とそのつど声をかけるだけ。もちろん展示物には、写真を台無しにしないように、注意書きは貼付けられていない。日本のように、展示物に「触らないで」「撮影禁止」「たたかないで」とやたらめったらに注意書きがあって興ざめする展示とは大違いでした。

IMG_2366.jpg

こんな感じで、博物館の西洋甲冑と武器をたくさん撮影しました。ところによっては暗いところもあるので、ポケットデジカメでは撮影が厳しいかもしれないけど、頑張れば撮影できる明るさだと思うよ。

ここの展博物館は、特別展示数は大博物館のように多くないけど、幅広く時代を分けて様々な甲冑が並んでいるし、物も悪くないし、展示状態もしっかりしているし、説明なども学習的に分かりやすくなっていて、西洋甲冑博物館としてはとても理想的なスタイルだなと思うのでした。

これが便利なところならお勧めしたり、また行ってみたいけど、いかんせん交通の便が悪いのは困った物でございます。
移動と博物館については以上でござる。





※文章画像の無断転載厳禁
スポンサーサイト



.24 2012 海外旅行記 comment0 trackback0

comment

post comment

  • comment
  • secret
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackback

trackbackURL:http://armourer.blog64.fc2.com/tb.php/264-1622d9ac

プロフィール

マクシミリアン1世

Author:マクシミリアン1世