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胸当の縮小改造 補正 その7

IMG_1392.jpg

ひとつ大切なことを忘れていたので補足ね。

今回の胸当はややサイズが大きいので、全体的に丸くでっぷりした造りです。その場合、胸当を装着しても体のラインに合っているので、肩の辺りも同調してカーブしているので何の問題もない。ただこうして普通のサイズに合わせると、外周は整っても、肩周りの縦のラインのカーブはそのままなので、大きくカーブした肩の縁部分が肩甲骨のところに強く当たる現象が起きてしまう。

これは胸当特有の現象で、気にならない場合がほとんどだけど、実は無意識でも圧力や軽い痛みを受けていることが良くあるのです。これは鉄板を一律に曲げると端がとりわけ内側に向いてしまう自然現象なので、これをすこしだけ対応してあげると、着用者は無意識に大きなストレスから解放されます。

上の画像で言うところの、肩の一番上の角の部分ね。ここをそのままにしておくと、内側に食い込むので、ここの端だけをわずかに手前側に叩いて曲げておきます。たかだか数ミリです。そして角の角だけをピンポイントで、わずかに殴って表面側に角を向け直します。比較画像がないと分からないけど、上の画像でもわずかに外側に曲がっているのがお分かりでしょう。

こうした加工をすることで、両腕を動かしたときにこの角が身体に突き刺さることを大きく軽減してくれるのです。自分のヨロイで痛い思いをするのは本末転倒なので、ここに限らず、西洋甲冑の角は、ほんの少しだけカーブを付けて食い込まないようにすることがとってもだいじなので、覚えておいてくださいね。それ以外に、1mmでも削ると具合が良くなったり、痛みがなくなったりするところが良くあるので、負荷がかかるところは、遠慮なく改良しましょう!
( ´ ▽ ` )ノ





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.26 2012 修理・改造作業 comment0 trackback0

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マクシミリアン1世

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