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腕鎧を造ったぞ その5 肘関節を

さ〜て、肘カップがおおまかにできたら、その横に関節用の小札板を追加しま〜す。

この板を付けることで、ようやく甲冑としての関節構造ができるので、地味だけどとっても大切なのだ。これは膝でも同じだけど、膝でははっきりした大きさや角度が分からず、問題の残る形になったので、今回はそれを改める形で作るのだ。もちろん膝とは大きさが異なるから、同じではなく、肘に合ったサイズに検討しなければいけない。

と思うのは簡単なんだけど、やってみるには具体的にどんな角度や長さなのか分からない。うまくいくパターンと、うまくいかないパターンを比較し、そこから原因や結果を考察して、良いと思われる可能性のあることに改めて変更してチャレンジする。
でも終わってみないと結果は分からないんだよね。
(;´ω`)

デカきゃ良いもんでもなく、後で変更すれば良い物でもなく、はじめから正式な型紙や完成サンプルがあればそんな苦労はしないんだけど、それがあったら誰でもできるわけで、完成品より型紙の方が貴重だと言うのはそういうことになるのだ。完成品は捨てても型紙があれが再現できるから、型紙とそれに伴う知識経験はマジ財産です。

P1130433.jpg
P1130432.jpg

関節用の小札板を追加したところ(特別な名前はないよ)。この関節の小札板を2枚にするかどうか悩んだけど、最終的に1枚になってます。それも分からないから実験みたいになってしまうんです。面倒臭いでしょ。(笑)
(´~`;)

ここでは横からの画像だけど、縦から見るとアーチになってます(当たり前)。これはやってみると分かるけど、関節小札板が綺麗な一律のアーチになっていないと、可動したときにきちんと曲がってくれない。きちんと曲がると言うことは、肘カップが一律にアーチになっていないとそうならない。

何となくの肘カップの形、小札をただ曲げて関節を作る、なんて単純に思えるけど、かなり神経質に形とカーブが整ってますよ。もしテキトーにすると可動したときに小札板がこすれて引っかかってしまうのじゃ。これが嫌だからと逃げの策で少し離して固定すればこすれることはないけど、隙間が空いてマヌケになっちゃう。本物の西洋甲冑もそうだけど、肘と膝の関節を見るとレベルが分かると言うのは、そういうことなのね。

関節は本当に難しいよ〜。
(・ω・)ノ





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.06 2012 腕の腕鎧 comment0 trackback0

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