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脚鎧を造ってみました その18 ふちのライン合わせ

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腿当の上縁の捻り返しと、裏板の上縁の折り返しが終わりました~。
ヽ( ´¬`)ノ

こんな感じで腿の側面を防御するので、腿当の側面にこの裏板を留めるので、そのための合わせ作業に移ります。腿当の横縁はまだ整えていないので幅も決まっていないし、角も尖ったままになっちょリマ~ス。このままでは付けられないから、腿当の横縁の長さを決めてカットし、パーツごのとの角を落として安全な部品に加工するのです。面倒くさい作業だけど、これをするのとしないのでは仕上がりイメージは倍以上違うでしょうね。こうしたちょっとした事ほど繊細に丁寧に大切にしましょう。
(・ω・)ノ

腿当全体の長さ(幅)、鋲からの距離、機能性と安全性(リスク含む)などをいろいろ考え、何度も何度もマジックで印をつけてイメージとシミュレーションを繰り返し、ようやく具体的なラインを決めます。ここまでになるともう2ミリか4ミリか、はては5ミリか?なんて問題になるので身体サイズからするとどうでもいい長さのような気がするんだけど、こーゆーのって終わってから「あと2ミリ上だった!」とかよくあるので、考えれば考えるほど不満の残らない物になるので、時間はかかるけどあらゆる可能性を確認するのがいいと思いまっす。

手作り西洋甲冑は工業製品ではないし、設計図通り、いつもの通り、先輩の通り、と一本道ではないので、目をつぶって山を登るつもりで、手と足のしっかりした歩みがミスのない、しいては成功に近づく秘訣だと、私は三浦さんから教わっているので、採算とか時間とか全然関係ないでやっているわけで、ゆえにこれが仕事にならないという三浦さんの話は最もだなと思ってしまう。

脱線してしまったけど話は戻り、腿当側面のラインを決め、そのまま膝当の側面までラインがそろうことになります。ここで厄介なのが、膝当の下につながる臑当なんだけど、臑当は後で作るからまだよく解らない。
じゃー臑当を先に作ればイイじゃん、と思われるがそれも同じで、臑当が先でも腿当のラインは不明なのでぶち当たる疑問は同じになるんだな。

そんな可能性と手順と効率をあれこれ考え、どれが一番リスクが少なくて効率がいいのか常に考え続けているので、実際の作業の半分は手が止まっている状態なわけだ。にらめっこして頭の中で立体シミュレーション動画をグリングリンやって想像します。流れ作業ではできないというのはそんなところからでもあるのね。
(^∇^)

そうして腿当と膝当の横縁のラインがおおまかに決まったら、それに合わせて裏板のラインも決めます。裏板もまだ不完全な形と縁なので、このときに形を整えたり、角度を決めたりしていきます。前に書いた通り、決まった形や決まった流れ作業ではないので、一つ想定するたびに全ての障害や干渉などを考えることが繰り返されまっす。そうでないとあとで「げ!当たる!」とか「げ!引っかかって曲がらない!」なんてことはよくあるので、とにかく一つでも問題を生じさせないように頭はフル回転でござる。
ヾ(。`Д´。)ノ

縁のラインをあわせ、角を落としたところ。何度も確認し、一気にやるのではなく、一箇所やっては分解と仮組み立てを繰り返し、ラインが合っているか、動かしてぶつかるところがないか、曲げて角が大きく飛び出さないか、などを丁寧に確認していく。こうすることで全部が終わったときとても自然なラインが残るので、垂直でも曲げても、ラインは自然になっているのね。

ここを面倒だと思って省略したらゲームオーバーね。
☆^∇゜)
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.14 2012 脚の脚鎧 comment0 trackback0

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