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鉄兜を造る その11

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↑頂点の支点から合わせを綺麗に進める。
形と合わせがある程度よいと思ったら、寸法を測って今度は底辺の支点を取る。
形がずれていると、この時に中心が取れず「しまった!」と思う。(笑)

画像では極端にずれていないが、計るとやっぱりずれていてちょっと気落ちする。
支点ができて初めてミリ単位の寸法が測れるが、この段階になってズレているものをきっちり綺麗に修正するのはほぼ無理。それは工程の半分くらい振り出しに戻らななければならなず、流石の私も、ちょっとの誤差でそこまで戻る勇気はない。(爆)

ようは決定打を行う前に、目視でいかに正確な形と寸法を採れるかにかかって来る。
グニャグニャの形のものを立体的な曲線と形に整え、それと同じ物をもう一個造り、それぞれを合わせてぴったりにするなど、とうてい素人にできる技ではない。

この難度は、サイコロを6回振って6回とも6を出すに等しい芸当!
数ミリのズレだが、私の力が及ばず無念じゃ!


↓てなわけで、ぴっちり合わさった位置で穴をあけ、仮のネジとナットを留めたとこ。
前後それぞれ3点が留っているのでガッチリしている。

この段階になったら、前後と左右を決めてしまった方がいいかもしれない。
どうでもいいことだが、頭の中のイメージから、今度は具現化するので、形のバランスを考えて決めてしまう方が勘違いは防げるでしょー。

この底辺の仮穴は、本当の仮穴で、鋲穴ではない。
鋲穴は鋲穴でまた別に空けるので、これは合わせるための仮穴に過ぎない。
だからわざとギリギリと縁からずらせて穴があけられていることが分かる。
わかる?

ちなみにこの段階で不満があると言ってハンマーで形を整えると形が代わり、またもや合わせ部分が合わなくなり、底辺の仮穴もずれてネジが通らなくなるので要注意。
軽い修正やナラシなら良いが、変形する叩きは御法度である。

穴が大きくずれてしまうほど変形するなら良いが、中途半端にずれてしまうとネジが通らず、そのつど穴を大きくするので、仮留めができなくなってしまう。いくら仮と言えどもガチャガチャに明けられた仮穴はトラブルのもととなるので、心にとどめておきたい要素。

振り出しに戻りたいならいくら叩いてもいいけど、バックすることは難しいだけでなく、それなりにリスクが高いことを覚悟せねばならぬぞよ。(笑)
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.15 2009 頭の兜 comment0 trackback0

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