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脚鎧を造ってみました その11 腿板カーブ

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不思議な事に、真っ直ぐなはずなのに盛り上がって見える重なり部分の縁。斜めだから目の錯覚なんだけど、これがどうも気持ち悪くてたまらないのね。ここは可動範囲を広げるためにも少しえぐろうと思っていたので、この直線を凹カーブにしようと思うのでした。ただどれくらいにするかわからないので、場当たり的に考える。(笑)

マジックで線を引いたところまでカットしてしまう予定。一番上の縁も長いので、ザックリとカットしてしまうため、折り返しなどのサイズを測り、不要な部分に印を付ける。決められたサイズはこうして少しずつ擦り寄っていく形なので、初めからピッタリのサイズでは絶対に造ることができないのよ。型紙コピーでない限り、こうして大きめのサイズから少しづつ小さくしていくのが失敗しない大切なコツね。
☆^∇゜)

P1100805.jpg

こっちはカットしたところね。マジックで当たり線が書き残されているけど、三日月型になっているのが分かよね。1段目と2段目でカーブの形が違うのは左右幅が違うから起きるアールの違いで、これは腿が末広がりになっているからで、これを同形にするのはたぶん無理だし、同じにすると不自然になるからあら不思議。
(・ε・)

画像と目で見たときはかなり形が違うのでなんとも言えないけど、ここでは数字の均一性と見た目の均一性の、両方の平均を取るのがイイと思う。数字だけだとどうしても変な見た目になるし、目で見ただけだと統一性がなくチグハグになるから、何度も線を書いて自然に見えるのがイイと思うよん。

1段目と2段目でアールが異なるのは左右幅が違うから、センターのえぐる深さが同じだと比率が変わって幅の狭い2段目のほうがアールがきつくなってしまうのは数学的な当たり前だから、そのへんは突っ込まないように。これを同じアールに統一仕様とすると、非常に浅いえぐりになるので、それをする意味がなくなるので、このへんは数値ではなく、実態を優先することが大事。設計図を書いて図面を引くと、この矛盾で自爆するよ。
ヽ( ´¬`)ノ

P1100806.jpg

こっちはカットしたあと横から見たところね。マジックの当たり線が残っているのが、元あった縁のライン。先が残っていると10ミリ以上えぐったことがわかるけど、このマジックを消すとえぐった感じに見えないからあら不思議。カーブしたトップは飛び出した錯覚があるから、えぐったくらいでちょうどいいんだね。(笑)

このえぐりは最初からある程度考えていたので、板の重なり部分も多めに取っていたのだ。膝当のように内側に折り曲がる構造だとよくある構造だけど、外側に折り曲がる構造だとちょっと理屈が変わるので気をつけたいところかな。当たる部分や引っかかる部分が異なるので、これはサンプルで見作って体験するとその違いが分かるよ。


P1100807.jpg

えぐられた部分は引っかかりが無くなるので、こうして外側に反る事ができま~す。脚の構造としてこの動きは必要じゃないんだけど、甲冑のフレキシブル具合が生まれるので、こうした構造にすると着用したときに筋肉がグニグニ動く腿に対して対応するので、ツッパリ具合が消えてちょっとだけ良い感じだと思う。継ぎ目がある分、防御的にはマイナスだけど、これは超リアル西洋甲冑でないからいいのだ。

あとは単純に、甲冑デザインが横札が連なったタイプなので、こうして腿も札3枚のほうがカッコイイかな?なんて思ってみたのでした。そんな気軽なことだけど、こうしたよけいな構造にすると、単純に作業の手間が2倍になるので、最初から凝ったものを作ろうとすると×2,×2,×2,とハードルが上がっていくから、+2、+2、+2、と勘違いしないようにね。

何だか分からないときは、1枚の鉄板でまったく継ぎ目のない動かないものを作ろう!






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.27 2012 脚の脚鎧 comment0 trackback0

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