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鉄兜を造る その10

全体の形がある程度整ったら、次のステップ。
単品で4パーツをいくら叩いて整えても、なぜかきりがない。

それぞれの部品は互いが独立していながら、深く関係しあっている。一つだけどれほど綺麗に仕上げても、隣りと合わなければその形は意味をなさない。ハンマー形成がどれほど綺麗でも、結局のところは形よりも、隣り部品とのマッチングが優先される。

つまり、合わせて合わなければ、完璧な形でも、その形をまた潰さなければいけない。
この作業を繰り返し、「綺麗な形」と「隣り合う形」の両方を求める。

この作業がもしかすると一番難しく時間がかかるかもしんない。;

~作業のコツ~
(4パーツ、ABCDと例える)
一つの部品Aを綺麗に造り、綺麗に造った隣りの部品Bと合わせる。
合わせが綺麗ではないので、合うようにAとBの接点を整える。
整ったら次の隣りの部品Cと合うようにBとCの接点を整える。
しかしそれが整うと、さっき整えたところAB接点がやや歪んでいる・・・。;
でそれを治すと、さっき整えたところがやや歪む。
ようやく整ってCと4枚目のDの接点合わせをやるとまた合わないのでそれを合わす。
でもそれをやるとさっきやった、(以後無限ループ)

4接点がやっと揃うと(ゼイゼイ;)、なぜか同じ形の前後と左右の部品が別の形になっちょる。(ムキ===!)
そして元に戻る無限サイクル。ort

限界はあるので、ある程度のところで止めるが、それが完成したときの結果に直結するので、どこで辞めたら良いのか非常に悩ましい。(笑)


P1090870_convert_20090514221403.jpg

↑全体の形が整い、隣り合うパーツが整ったら良いと判断。
さらに合わせを確実にするために、支点を設けて正確な位置で合わせる。
そのために、まずは頂点となる部分に鋲穴を空ける。

この穴が後々の鋲穴になるので、適当には明けず、適切な間隔を計る。
適当にやると、後で取り返しのつかないことが起きる罠。(笑)
そのためにも、形がはっきりしていないとこの穴は正確には明けられない。

正確な形成をしたいために穴は欲しい!
がしかし、穴を空けるには正確な形成が必要!
おぉ!ジレンマ!!!

ちなみに上の画像で鋲穴がギリギリだったのは予想外。
たまたま運が良く届いたが、もしでかいミスをした場合、袋小路でバックすることは容易ではなく、経験で回避するか、ビギナーでゲームオーバーのどちらか。
だからやる前にじっくりとシミュレーションをきちんと行う必要がある。
「なんとかなるさ~」の性格では、絶対に出来ないので注意。(笑)


↓で、頂点に穴に仮留めのネジとナットを刺して固定。
こうなると急激に正確な密着が起き、隣り合う鉄板がズレずに叩ける。
そして隣り合う鉄板の縁が綺麗に整えられる。

しかし調子に乗ってガンガン殴ると、隣りの縁がタガネみたいになって表面にいらぬ筋を作ってしまい、2度と消えなくなるトラップがあるので、例え裏からでも、1撃ずつ丁寧に位置を確認して叩かなければいかん。

汚くてもいいならこんな面倒臭いことはすっ飛ばしてオッケー。
ここまでやりたいのは、ハイレベルな今後の練習を兼ねてで~す。(笑)

P1090869_convert_20090514221453.jpg





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.14 2009 頭の兜 comment0 trackback0

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