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鉄靴を造れ その20 靴装着

鉄靴が完成したので、運動靴を装着してみよう!

組み立て前にテストしたので理論的には入るはずなのだが、あまりにもぴったり作りすぎたので、こうして運動靴を入れるのにはかなり苦労した。あんまり無理やり入れて曲がっちゃうのも嫌だし、どうやって入れたんだ?なんて自分で考えてしまった。これは中世ヨーロッパの靴とは形が違うし、靴自体が固いので形が歪まず入れにくいというのがその理由かな。

最終的に左右足とも収まってくれたので良しとしましょう。
しかしまぁ、面白いように靴の形になっていますね。
(´ ▽`).。

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さて、私が頭をつかうのはここまで。
ここから先は、持ち主が履いて具合をどう感じるかまでは私には分からないので、吉と出るか凶と出るかは全く分からないのだ。この鉄靴が運動靴の形に合っていても、足の立体まで正確に合わせたわけではないので、そこまでこだわるなら自分の足か、本人の足型を用いるか、途中と最後に何度か試着しに来てもらうなどが必要なのね。

西洋甲冑はどの部品も同じだと思われているけど、それは大きな感違い。これは現代服でも同じことが言え、体のパーツごとにゆとり幅が大きく異なるので、それぞれ各パーツごとに繊細さと注意が大きく異なるのだ。

たとえば、ジャケットを着るときには数センチのサイズがズレてても平気なように、西洋甲冑の胴鎧も数センチくらいならサイズ違いでも問題ない。これは腕なども同じかな。だけどジーパンを買うときは、ウエストを細かく測ったり、足の長さを細かく確認するし、裾の太さや比率の種類まで、多くの数値を選択する。靴にいたってはミリ単位で当たる当たらないかをよ~く確認するよね。

このように、下肢は人の動きが大きいのにフィットする幅がとても狭く、造るのも身につけるのも、甲冑がユーザーを選んでしまうのだ。だから同じ面積やパーツの数でも脚鎧や鉄靴は自然と高価になってしまう。だから全身甲冑は騎士身分クラスにならないと身につけられないし、足のそれは、個人専用に造られる贅沢品になるん。

良くゲームだと脚鎧がオマケ程度に扱われているけどそれは大きな誤りで、下肢の鎧は造るのも持つのも容易なことではなく、レンタルや拾い物を誰でも気軽に装備するなんてのは難しい話なのねん。全身フルセットのトーナメント甲冑は別として、鉄靴は博物館でも展示数が少ないのはそのことをよく示しているわけだ。

鉄靴は目立たないパーツだけど、本来は拍車とセットで身につける贅沢品。
拍車とセットで履いていると、それはそれはカッコイイのでござる!
(・ω・)ノ





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.23 2011 足の鉄靴 comment0 trackback0

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