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鉄靴を造れ その10 底辺

鋲穴の引越しが終わったら次だ!
(・ω・)ノ

空いたままの穴がおかしいので、それもきちんと埋めておきましょう。埋め方は説明が面倒なので省略するけど、難しくないから興味ある人はやってみましょう。(笑) どうしても出来ないときは、溶接でも簡単にできるので、自分で溶接をやるか、近所の鉄工所でやってもらおう! ただし溶接は肉盛りができるので、板を重ねるところではその肉盛りを取り除かないといけないから、それはそっちで手間はかかるよ。

P1100655.jpg
P1100656.jpg

鋲が揃ったら、それに合わせてアンダーラインをカット。
そしてそのままだと尖ったカドが危ないので、端を垂直にカットするのね。これはとても大切な事で、このカド落ちをしておかないと、歩いたときカドが縁から飛び出して引っかかりやすいし、手で触っても刺さって危ないので、きちんと切り落とすのが大事。本物の鉄靴もだいたいそうなっているからよく見てみよう。

それとこの小さな端部分は、鎧としての構造に必要がないので、不要な鉄鈑として存在しないほうが、わずかでも軽量化につながるので良いです。「たったこんな小さなカケラで軽量化?」なんて思うんだけど、×4面になるとすぐに20~30gとか変わっちゃう。これを全身のパーツで行うとすぐ100~200gかそれ以上の軽量化につながるのね。

防御力を上げるには装甲を厚くすればいいのだが、装甲の重さには限界がるので、西洋甲冑の歴史は結果的に「軽量化の進歩」と言っても良いもので、10gでも軽量化出来ることに、あらゆる工夫を凝らしていたのがよく解りま~す。
装甲を薄く軽くしたので、代わりに表面加工で丈夫にしたり、材質から硬化させる、なども軽量化工夫のひとつで、こうした爪のような面積でも、出来る限り(装飾性を失わない限界まで)軽量化を意識していました。

このへんの話は面白いけど、きりがないので割愛。
┌┤´д`├┘





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.13 2011 足の鉄靴 comment0 trackback0

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