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鉄靴を造れ その8 踵

さていくら考えても物事は進まないです。(笑)
とりあえずどこかにゼロ起点を作らないとどうしようも無いです。底辺アンダーラインを取るのがいいのだけど、それをどこから取るのか考える。底辺を決めるには足の骨が当たる上辺を決めないといけないんだけど、その上辺を決めるには底辺が決まってないと取れないんだよね。冗談みたいに困るけど、どちらかを適当に決めると、あとで取り返しがつかなくなるから、やっぱり様子見で摺り寄せるしかないみたい。
(´Д`;)

P1100651.jpg

優先順位を考え、踵(かかと)から進行。
踵パーツは微妙にカーブしており、足甲パーツも側面にかけて不思議なカーブになっている。この2つの不思議なカーブをつなぎ目で綺麗に合わせる。わずかにツイスト状にネジレているので、合わせるのが大変だけど、ツイストでねじれているから反対側がすぐに逆方向にねじれてしまう。この両方をうまく調節すると画像のように、後ろから見ても綺麗にぴったり合います。
写真だとネジレや立体が分からないね。
(´・ω・`)

P1100649.jpg

踵パーツの形が決まったら角度を決める。
運動靴に合わせて角度が決まったら、重ね部分が決まるので不要部分をカット。量産で同じ形ならこんな無駄なことはしなくていいけど、最初はいつものことでこんな無駄が多い。これ1回だけではなく、今後に調整を繰り返していく中でも少しずつ削っていくことが普通。形は一発で決まるのではなく、何回も何回も合わせて微調整を繰り返しましょう。短気は損気。(笑)

P1100652.jpg

カドを落としカーブを整える。(画像の左右足が変わるのは勘弁;)
上や横を整えたら下を整えてみる。下を整えると当然上も変わってしまうけど、水平アンダーラインが決まるとそこから一気に進むのでここは覚悟ね。運動靴の角度に合わせて微妙な角度を決め、そこから水平ラインと折り返しのラインを決める。マジックでアタリ線を付けているけど、このへんになると1ミリかそれ以下のサイズで最終的な決断に悩まされちゃう。

「この位置でいいのかな?」の思考だといくら考えても答えが出ない。この場合、上下や左右に大きく動かしてみて、わざとおかしな状態を作り「これだと何の問題が起きる?」を考察。これを全方向でやると問題が大きい方向が見えてくるので、必然的に問題の見つからない、または問題の程度が低いほうが選択として残される。だからそこから方向や長さ角度が「悪くない確率」として残る。いつもこんな考え方で「どうするか?」考えている。真っ暗闇では、手探り足探りでゆっくり進むしかないのじゃ。なので数時間作業してもほとんど変化無し。(笑)

何も無いところは「用心」しかない、の教え。
(・ω・)ノ





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.13 2011 足の鉄靴 comment0 trackback0

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