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胴鎧を作ってみる その23 金具

ちょっと順番が逆になっちゃったけど、最後にバックルとベルト付け。
本当は全体組み立てをする前に個別に付けるのが正解。
小さい部品の時なら、鋲打ちがラクだからね。
☆^∇゜)

今回は写真を撮る関係というか、バックルやベルトのない画像が欲しかったから後から取り付けることにしたけど、当たり前というか、やっぱりでかくなった鎧に鋲を打つのは非常に面倒なのね。
皆さんもバックルベルトを付けるときはお早めにね。(笑)

ちなみにバックルをつける時は繊細に。
「テキトーにこのへん」とかやると後でエラい目にあう。
これは組み立てる前に試着をして場所をしっかり決めるのが良い。
それなら着け心地や、前後の不便さなどが理解できてミスの予防になる。

あとできれば、バックルベルトを留める鋲も一定規則がイイね。
都合だけ考えてテキトーに留めてしまうと美的外観が崩れちゃう。
下の画像3枚目などはその代表的な例だけど、右の鋲が縦に3つ連なる。

これが前後(画面では左右)に勝手に付けてしまうと、何だかズレて汚い。
そして時には、ほかのパーツ(ここでは胸当)の重なりにぶつかることもある。
終わってから「鋲がぶつかる!ヒ~!」ではどうにも笑えない。(笑)

だからバックルベルトをつける時は、よ~く考えるのが大切。
「適当な性格は、鋲を適当に付ける。鋲一つで性格が出るんだよ」
三浦さん風に言うとこんな感じだっ。(´ ▽`).。
何のことか解らないけど、そうであるものとそうでないものを並べてみると、その意味がとてもわかるから面白い。(笑)

ただし、別にこれが絶対正しい訳じゃないから、最終的には作る人の自由で何をしてもオッケ。三浦さんは「これじゃなきゃダメだ!」とは言わないから何をしてもいいのだ。が、やっぱり言われたことを無視して好き勝手にやるとセオリーや常道から外れて、まずもって汚いとか、みっともない仕上がりになるから、結果的には自分の作品の評価が下がるわけなんだけど、「本人がそれでもいいというなら、べつにそれでも構わない」そうである。(笑)
これこそほんとうに自由尊重だね。(怖!)
ヽ( ´¬`)ノ

P1100382.jpg

肩のベルト。無駄に長すぎないこと。バックルに通して10センチくらいの残りが、ぶらぶらしなくて良い感じ。穴は5個以上空けないのがバランスの取れたベルトの基本らしい。

P1100374.jpg

背当についている肩のベルトと、胸当のバックルを合わせたところ。
ここではギャリソン・バックルを使っているヨン。(市販品)
ノーマルでもいいんだけど、ベルトが飛び出すのを避けるためにギャリソンバックルにしたのだ。これはなるべく革を表に出さないこだわり。値段も割増だから、買って使うならノーマルで良いと思うよ。

P1100373.jpg

胴体の側面部分ね。
一般的な西洋甲冑なら腰ベルトで腹の前で留めるのが普通。
だけど前に書いたように、革はなるべく見せたくない。

それとお腹の部分に可動部を設けて段差にしてあるから、その部分の上にベルトが来ること、ましてやバックルが来ることはとても不都合な条件なので、そのリスクを避けるために、側面のベルトに設定。

一応15世紀中期のイタリア式ゴシック甲冑でもこのやり方はあるのでデタラメでもないんだけどね。昔のように左側を金属の蝶番にして、右側のみをバックルとベルトにするのも面白いんだけど、そうしてしまうとバラバラにできなくなるので保管と管理が面倒になっちゃう。ここはユーザーが扱いやすいように左右ともバックルベルトにしました。
(・ω・)ノ





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.23 2011 胴の胴鎧 comment0 trackback0

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