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鉄兜を造る その3

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↑最初は大型ハンマーで粗叩き。
デタラメではなく、ある程度規則的な法則で叩く。
ハンマーは縦ラインと、横ラインがあるので、それによってうまれる歪みの癖を利用して丸くして行く。詳しくは言葉で説明できないので、わざと極端なことをして、へんてこりんに曲がって行く癖を理解すると、余計な失敗をしない。
その失敗(テスト)から、どうしたら→どうなる、を理解しよう。(笑)

中央ばかり殴っていると、丸くなるのではなく、中央が突き出て来る。
それは丸くしているのではなく、中央が延びて薄くなっているだけ。
全体を均一に延ばす意識が大事。

同じ力で叩いていると、センターは硬く変形しない。
そして端に行くほど変形の進みが早い。
この差を理解していないと、端っこだけが丸まって来る。




↓こっちは別の部品。形が似ているので、たいして変わらない。
粗く叩いて、丸みをつけて行く。その表と裏で~す。

大切なのは完成イメージと、それに近づいて行く道なり。
作業として叩いているのは、単純作業の繰り返しであり、単品、逸品物の場合は、一つの部品を丁寧にイメージして行かないと、あっという間に取り返しがつかなくなる。

硬くてイライラするからと言って、力任せに「とりあえず」とか殴っていると後でアウト。どうしてそこを叩くか? どれぐらいの力が必要か?
それをずっと意識していると良い具合に進む感じ。

ちなみに私は冷鍛オンリーです。(笑)
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板金の良いヒント。
叩き延ばすだけではなく、構成している鉄の組織を移動させる。
中央を叩き延ばすイメージだが、それはちょっと異なる。
ハンマーで端から叩き寄せる流れなので、中央は薄くならない。





※文章画像の無断転載厳禁
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.06 2009 頭の兜 comment0 trackback0

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マクシミリアン1世

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