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古いゴーントリットの修繕 その6 完成

 はい!組み立て完了! 

 何かものすごいすっ飛ばしたけど(笑)組立をして革手袋を縫い付けて完成。組立と言っても順番に鋲で留めるだけだし、それは前にも挙げているし、最後に革手袋を縫い付けるのもこれと言って特殊なことではないので、完成を見ての通りでございます。

 最後の革手袋を縫い付ける作業はかなり地味で、革にチクチクと針仕事でじっくり縫い付けてます。このへんは革の世界になるので、革の専門を知る必要があるよ。工具や材料もそこそこ揃えるので、ちょっとだけのつもりでもやっぱり結構経費が掛かってしまう。別に手を抜いてもいいけど、やっぱり仕上がりや耐久度は違うので、きちんとやりたいなら革道具も揃えるのがいいと思います。

 ちなみに革手袋は、日本で優れた長手袋が売っていないのでフランス製の良いやつです。日本ではなぜかこのメンズ長手袋がほとんど売っていないので、入手するのがけっこうたいへんで、探すと高価だったりして意外と厄介な伏兵。ゴーントリットを作りたいと思うときは、まずこうしたジャストサイズの良い革手袋をしっかり見つけるのが先決の前提ですね。

 革手袋ならホームセンターで溶接の安いものがいくらでも売っているぞ!と思う方。そう思う方はそれで作ってくださいませ。私は絶対に使いませんので。
(・ω・)ノ

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 磨いて再組立して、革手袋がついた完成状態。はじめのサビサビ状態の品と同じ物とは思えないほどの状態だけど、物なんてだいたい丁寧に手を加えれば、概ねこんな感じで新品同様に甦るものよん。

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 だけど、その手間が面倒くさいから修繕しないで捨てちゃうし、修繕しても手間がかかるから返って高くなってしまう。それはそれでいいんだけど、気がつくと誰も修繕できない世の中になっている。こうした作業をバカバカしいと思うか、貴重だと思うかは人それぞれだね。

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 ハンマーは使っていないから原型は崩していないので、形は三浦さん製作のまま。微妙に不具合があるから、そのへんを微調整して、わずかに足掻きを加えて手の動きに自然と馴染むように改善しただけ。

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 こうして完成した状態で使ってみると、何が良くて、何が悪いか、使って初めて分かることが多い。つまりそれが次回の改善点の進歩となるんだね。甲冑に完璧はないのだ。

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 普通にグーをしてもパーにしても問題なし。かなり細かく調節したので、思った以上に滑らかで自然なのよん♡武器を持つならもう少し指の握りの部分を広く作るけど、今回は形を改造しないのでこのままね。

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 手首は一応開閉式になってるので、手首が入らないときは空けることもできる。でも狭くないから開けなくても良いと思う。これも不要だから穴を埋めてしまおうと思ったけど、あえてそのまま残したよ。

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 形をいじってないと言えば、元々の鈑金は比較的平面の鉄板で構成されているから、小札の連結は内面側(下面、裏面)にはほとんど曲がらないです。曲がるのは画像のように外面(上面、表面)だけです。小札鉄板が2次元的に曲がっているか、3次元的に曲がっているか、これが大きな違いなのです。
(ここだいじ)
_φ(・_・

最後に感想でも書いておしまいにしましょう。





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.27 2013 修理・改造作業 comment0 trackback0
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