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アメリカ:シカゴの旅 その11

ずいぶんと観光案内が多くなっちゃったけど、それほどあれこれいろいろあったのでございます。もっとあれこれ話題があるけど、画像がないとつまらないので、他の話題はカットしちゃいました。許してたもれ。

それでは最後になったけど、本題の西洋甲冑見学の様子でございます。シカゴ博物館には本来大量のハーディング甲冑武器コレクションが収蔵されているんだけど、先にも述べたように、リニューアルに伴い多くの品がバックヤードにしまわれてしまい、展示されている数はずいぶんと少なくなってしまっていた。

しかしこれも運命なので、これはこれとして経験として楽しみましょう。その代わりに、他の多くの経験ができたのだから良いのだ。
☆^∇゜)

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さてさて、シカゴ美術館の武具展示室は主にこんな感じ。あまり細かいことは語らないけど、時間がない人にとっては、比較的こじんまりと見ることができるから、これはこれでこ良いかもしれないね。だって何十何百と甲冑があっても、見切れないし撮影しきれないし、途中で帰るのも心残りになるだけだから、普通の人は、少ない量でも良い鎧を見れれば十分だと思うよ。

ただ数だけの問題じゃなくて、リニューアルされたので良いことは、綺麗に展示されていること。それと前にも書いてるけど、中央展示がいくつもあるので、側面だけでなく、背面から間近で観察できるのが最高にありがたいのだ。それでいて写真撮影までできるのだから、西洋甲冑資料を求めている人にとっては最高にありがたい展示だと思うよ。

日本の博物館では普通写真が撮れないことが多いから、外国人が当たり前に写真を撮ると係員に注意されて「なんでダメなの?」と不思議そうな顔をする人がたくさんいるけど、せっかくわざわざ見に来てくれたのに気の毒だよね。せめてノーフラッシュカメラオッケ!とか書いてあげればいいのにと思うよ。

私らもそうだったけど、たくさんの撮影をするし、側面や背面、接写や裏面と、これでもかと撮影してくるので、とてもありがたい展示環境です。ただあまりにやたらに撮影していたから、警備さんにロックオンされたし「何でそんなに写真撮ってるの?=何しに来たの?」と尋ねられたほど。(笑)

こういったことは普通に説明すると分かってもらえるので、気負いせずに堂々と答えるのが鉄則。英語がわからなくても逃げちゃダメで、逃げたりしたら窃盗団の一人と思われて捕まる可能性がある。あちら様は可能性があるだけで身柄の拘束ができる権限があるから、怪しい行動は絶対ダメっす。こういうことも予想しているので、きちんと名刺とかもすぐ出せるようにしておくのがだいじだよね。私は英語が苦手なので、代わりに説明してもらって助かりました。

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ここのブログで甲冑を説明しても面白くないので、興味がある人は対面したときでも語り合いましょう。ただこうしてカッコイイ画像を残しても、そこからきちんと分析と情報獲得をしないといけない訳です。例えば上の画像を見て(博物館の現物を見て)何を感じ何が分かるでしょうか? 「マクシミリアン式のかっこいい騎士&騎馬だね!」の感想じゃ素人全快のネコまっしぐらだよね。

細かく説明すれば、この甲冑展示だけでも冗談じゃないくらいの考察を書くことができるけど、ケチをつけても仕方ないので割愛するよ。ただこうして博物館の展示だからと言っても、完璧なものと信じるのはとても危険で、この展示はかなりテキトーに甲冑パーツが組まれているのが分かるのです。学術的に見れば「これはキツいな」と思うレベルでございます。フランス・パリ・アンヴァリッドの軍事博物館の入口に展示されている騎士&騎馬展示と同じですね。

よく観察して見るのは「全体の雰囲気ではない」と前にも書いているけど、一つ一つ虫眼鏡で見るように見て分析していくと、本当に様々な情報が、この画像1枚からでも大量に獲得できるもので、だからこそ様々な角度から甲冑を大量に高画質で撮影し、後々細部まで観察分析できるようにする訳なのです。

変な例えだけど、鍋料理を「美味しいね!」と食べるのではなく、ダシはシイタケと煮干し?、肉は国産の鶏肉で胸肉?、白菜は露地物?、エノキは安物の中国産だ!、とかそんな観察しながら鍋を食べるのと似ていると思うよ(違うか?)。

全体で楽しむのは表面的な興味と喜びで、その下の裏側まで観察してしまうと、表面の楽しみやかっこよさより、もっとその奥深い部分に興味が移ってしまうのね。ある意味マニアックで一般的にはうっとおしい観察になるけど、そこは娯楽と目的が異なるから、どちらが良いとかそういったことではないんだよね。

もちろん博物館側もだいたい不揃いな展示であることは分かってるんだけど、全身綺麗に揃っている甲冑ってそうないから、どうしても全体で雰囲気がそれっぽく揃うものをこうして展示しちゃう。とりわけその最大の理由は馬鎧でございます。馬鎧が全身全部揃っていることは本当に少ないので、それを展示しようとすると、必然的に甲冑もその時代に合わせるように迫られちゃう。

で、ちょうど良く人の全身甲冑も同じ時代でフルルセットを持っている博物館はほとんどないので、こうした「それっぽい騎士と馬鎧の展示」になっちゃうのでございます。個人的には、フルセットが揃う揃わないは仕方ないと思っているけど、展示の細かい状態はもっときちんとして欲しいと思った。パーツの重なりがアホみたいに大きくズレていたり、上下前後が逆だったりすると、とてもあ〜残念!な気持ちになるです。

あ〜また誤解が広がる〜!ってね(笑)。
(´・ω・`)

つづく





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.30 2013 海外旅行記 comment0 trackback0
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マクシミリアン1世

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