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西洋兜の改造 その4 おまけ

↓おまけ。
後ろ姿の画像がないので、ちょっと撮ってみた。
一番下の板が元々あった板ね。
鉢金の縁が波打っているのでぴったりにならないけど、鉢金まで修正するのはたいへんなので、見た感じでそれっぽければイイかなと思う。

下の画像は、上を向いて錣が重なる様子。
鋲で留っているのは端っこだけなので、中央はこんな感じになる。
パタパタ軽く動くので手触りが気持ち良い♪

あと知らない人は、鋲が固定されていると思っているよね。
半留めだから、鋲を支点に良く動く。
日本甲冑と構造理念が違うのはこんなところが代表だと思う。
VFSH0022.jpg
VFSH0023.jpg

VFSH0021.jpg
↑これは最初に撮ったところと同じ部分。
ヴァイザーの左こめかみ部分ね。
縁がギザギザだったのを取り除いたところ。
比較すると面白いよ。

こめかみに空けられた支点の穴は新しいものを空けている。
だから古い穴は適当に埋めちゃいました。
溶接とか使わないで、昔ながらの方法で埋めるんですヨン♪

細かいことを書くときりがないけど、わずかにこすれる部分もちょっとだけ削ったり、ちょっとだけ叩いて凹ませたりなど、分からないくらいの調節と加工をたくさん施して、最終的にとても快適な兜になる。

デザインや工芸技術ばかり注目される武具だけど、私なんかは被ったり使ったりする感覚の方が優先するので、良く動く、具合良く使えるなどの実用感覚の方が大切に感じるんだよね。綺麗でカッコいいのに、動きにくくて痛いとか、どうも苦手。
「着ない方がマシ」なんてのは甲冑や鎧じゃないよね。(笑)
そう言った意味でメカニズムな西洋甲冑はたまらなく好きなのだ。♡





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.30 2010 修理・改造作業 comment2 trackback0
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マクシミリアン1世

Author:マクシミリアン1世