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鎌倉と日光の旅行に行ってきたよ♪

 忙しくてなかなかブログ更新ができないけど、オーストリアから友人が日本観光に来たので、ちょっと一緒に観光へ行ってきた。なんとなくの思い出や感想とか書いときますね。

 以前にもブログで書いたけど、友人はオーストリアの剣術団体「Dreynschlag」メンバーで、その友人たちの計4人団体で日本観光にきたのでした。あちらはイースター休暇ってのがあって、長期的な春休みがあるぜよ。日本のゴールデンウィークみたいなもんで、地域によって違うそうだけど、1週間とか2週間とか連休になるそうですよ奥さん!

 ってことで4人は2週間半ほど日本滞在であちこち観光する予定で来日。具体的な過密スケジュールを組まないところがヨーロッパらしいなと思うので、基本はノープラン観光って言ってた。すげーアバウト(笑)。

 日本到着早々に荷物が他の国へ運ばれちゃって、後で日本へ返送されるんだけど、国内の滞在先は不定期なので荷物が受け取れず、急遽我が家の住所で荷物受け取りになった。あらかじめトラブルの時は住所を使ってくれと言っておいたので良かったですね。トラブルが起きた時にその国でベースキャンプがあるってのはマジ助かるそうだ。皆さんも外国に行くときはフェイスブックで友人を作っておきましょう!

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 4人は許可取ってないから一応匿名モザイクにしておきますよ。背の高い男性二人の一人はいつもの友人で「Dreynschlag」のメンバー。日本語が堪能なウィーン大学の日本語学科の博士ですね。もう一人の男性も「Dreynschlag」メンバーで主に格闘をメインにやってる人で、インストラクターとかもする強い人。身長2メートルちょっとあるので戦うと確実に殺される(笑)。

 女性二人は「Dreynschlag」の正式メンバーではないけど、剣術つながりでしばしば一緒にイベントなどに参加してる。正式メンバーとかそういうのじゃなくて参加できる団体は結構ゆるい感じなので、誠意や熱意があれば歴史サークルはだいたいオールウェルカムなんだよね。素敵♡

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 女性の一人は美術品修復科専攻の大学院2年生。すごい倍率と高いハードルの学科だけど、大学の授業料全額無料なのがあちらのすげーところ(微量はかかっても実質的に無料同然)。もう一人の女性は生物学の博士号を取得した製薬会社勤務で、馬上アーテェリーやってる人。動画見せてもらったけど多分見たことあるので、もしかしたらすごい人かも。日本語で会話できるのは4人中2人だけなので、もう2人はどうしても通訳が入ってしまい、コミュニケーションがイマイチで残念!

 東京に到着してからしばらく時差ぼけがあるので、遠出はできず。なので初めは東京観光をしたそうだが、人が多すぎてぐったりしてしまったとか(笑)。確かにこんなに人がいる都市は他にそうないかもしれない。

 東京にいる間で簡単に観光できるところとして、神奈川県の鎌倉に行くことになり、遠くないので一緒に同行することになったン。日本は分単位で電車の乗り継ぎを計算して1日の大まかな流れを考えるんだけど、ノープランだからものすごいのんびり(笑)。全くせかせかしていないのはある意味見習うべきかもしれないね。

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 外国人の人と旅行して思うことは、とにかく質問が多い。専門知識の質問ではなく素朴な疑問が多い。日本人でも考えないことをバシバシ質問するので雑学がないと苦慮する。幸い自分はどうでも良い雑学ばかりをなんとなく知ってたので答えられたけど、普通は「わからない」でしらけるかもしれないね。

 質問ていうか、疑問かな。なぜそうなっているのか。なぜそれがあるのか。なぜそれをするのか。何となくだけど歴史や地理と絡めた理由を説明したり、時代や文化背景の元でそうなっていると説明した。具体的なことが知らなくても、概要や流れ、意味や由来を知ることで喜んでもらえる。基礎知識もない外国人に〇〇天皇とか〇〇関白とか説明したってわかるわけないので、素人に説明するのは表面的な方が喜ばれる。

 あと説明をよくしたのは、慣習やルールかな。2人は日本に何度も来ているからいいけど、あとの2人は初めてなので慣習がわからない。何をして良いのか、何をしてはいけないのか。それも一つづつ説明してったけど結構大変なのだわさ。日本では日常的に当たり前でも、当たり前の基準がわからないので、時々とんでもないことをする。賢いのでトラブルはないけど、事前に説明することが多いのは「常識とはなんぞや?」を考える意味でこちらが勉強になったのう。

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 しかし何だ。小学生の歴史年表くらいは頭にないとダメだ。意外なのは生物や化学の話が結構出ること。オーストリアはドイツ語方言だから、ドイツ語と英語と日本語が混じって無茶苦茶な会話が飛び交ったけど、基本的な理解や解釈がないと英語どころか日本語でも詰まるので、朝学であってもあらゆることを知っていることの重要さを新ためて痛感したですよ。日本語学科の博士がいたからだいたい補佐してくたけど、それでも言葉や表現でかなり頭使う。普通の日本語や漢字でもその意味を説明するのは以外とハードル高いぞな。

 別の日に旅行へ行ったのが日光ですな。これもノープランで同行したけど、ま〜気ままな旅でしたよ。4人は自然派なので、東京よりはこうした自然の観光地の方がいいみたい。東照宮や中禅寺湖など、基本的な観光地を回ってきました。日光は多分20年ぶりくらいに来たけど、以前に比べて随分と街が綺麗になっているなと感心した

 日光は日帰りじゃきついから、さすがに宿泊したけど、今の時代はスマフォでワンタッチ予約とか検索とか、その場でできるからすごい時代だし、どこもかしこも外国人だらけで、英語でのメニューや案内がたくさんあることにびっくりした。20年くらい前は「もっと英語表記しろや」とか思ったけど、ようやくそんな時代になったんだなと思った。しかし英語より中国語やハングルの方が多くないか?と思ったのは気のせいだろうか?

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 今回皆さんと旅行できたことで良かったのは、以外と剣術の話ができたこと。剣術団体「Dreynschlag」のメンバーなので、具体的な話もできたし、意見交換もできたので良い機会だった。せっかく勉強したなら日本でサークル活動しなよ!と強いプッシュを受けたけど、とにかく忙しいので悩ましい。サークル名のアイデアも提供してくれるし、なんでも支援すると言ってくれてありがたいなと思う。
 
 今のところ具体的な活動や内容は何も考えていないけど「Dreynschlag」で支援してくれるなら、日本で何かやってもいいかねぇ?とは思ってる。場所だの時間だの費用だの様々な問題があるけど、難しいことは置いといて、知識剣術サークルをやってみるのは面白いでしょう。交流はありがたいですね。

 ドイツ剣術を勉強しても具体的に会話したり意見交換できる機会は日本ではまずない。本場オーストリアの人が学術的な知識と解釈で日本語で会話してくれるのはホンマ嬉しかったよ。日本語でダンツィッグとかバウアンファイントの単語を使って会話ができるなんて夢にも思わない感動だった。私の解釈や知識も素晴らしいと褒めてくださり、それを広めないのはもったいないとまで言ってくれた。嬉しいですねぇ。

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 メタクソ忙しい中だったけど、ありがたい機会を誘われて無理して一緒に旅行へ行かれたのマジ良かった。博士と修復士学生さんは時々日本へ来るのでまた近いうちに会えるでしょう。その時にまたあれこれ相談してみようかと思うのでしたマル。


 
 以上。最後まで読んでくれた人ありがとさんね。





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.29 2017 日記、お知らせ comment0 trackback0

「西洋甲冑造りた〜い」って思うとき その12

 間が空いてるので、なんか書いときますね。

 「西洋甲冑を造りた〜い」と思ったときに、何をしたらいいか、の簡単なお話「その12」かな。昔に三浦さんからもらったアドバイスや話を思い出しながら、何となく書いてみたので、これから西洋甲冑を作ってみたい人は参考にしてみてね、のシリーズ。
(・ω・)ノ

三浦アドバイス、その12
『目標を持って年齢を考える』
 前の話から似たような話題を思い出したので、ちょっとだけ書いてみることにしやした。

 私が三浦さんに会った時はまだ若い頃だったので、学生のように何も知らない時期だった。初期の交流の中でこれらの話は何度か聞いた話。若い時と、年齢が上がってきた時のことをある程度考えておきましょう、ってお話でごんす。

 学校は卒業すれば終わりだし、資格なら試験に合格して終わりだし、それで仕事を始めれば社会人のスタートになって生活が続く。だけど勉強やライフワークは資格試験もないし、仕事で淡々と続く日々でもないから、始めるのは誰でも簡単だけど、続けることが難しいし、具体的な目標がなく途中で疲れてやめたり、他へ気が移ったりすることがよくあるそうです。

 これはなんでもそうかなと思うよ。西洋甲冑の勉強や制作などは、人生や社会にとって何の意味もないから、よほど自分で目標や理由がなければ長く集中し続けることは難しいやね。コンテストで金賞をとるとか、人間国宝になるとか、具体的な目標がないと情熱を持って10年20年と続けるのは確かに難しい。なんせ、儲けにならず、なんのリターンもないのだからね。

 そんなことで三浦さんが語る話はいくつかあって、段階的に次の三つをあげてた。
1:何かを始めたら。3年区切りで続ける
2:何かを得たいなら、最低10年は続ける
3:人生は、40歳を折り返し地点と考える
 (二十代、三十代、四十代で三つに区切って意識しろ)

 1:情熱的に何かの勉強や作業を始めるなら、とにかく3年は続けましょう!ってことですね。道具を買ってきました、本を買いました、甲冑作業を始めました、メイルを編み始めました、剣術を始めました、どれも3ヶ月で辞めました、なんてのはよくよくある話で、いかに人が情熱を持って長く続けるかが難しいか分かる。だから西洋甲冑でも、ドイツ剣術でも、作業でも調べ物でもなんでも、始めたら根をあげず、好きだと続けて3年経って、そこの一区切りで一息ついて、その先で続けるか辞めるか結論を出すべし、ですね。一生打ち込むことをたった3年も続かないなら初めからやるな、だそ〜です。

 情報の多い世の中では、とりわけ若いうちは、目移りして何でもかんでも興味あるものに手を出してしまうから、一つのことに集中して3年取り組むのは、考えている以上に難しい。だって目標も成果もないのに、3年じっくり意欲的に続けるんだぜ。冷静に考えたら、それを考えただけで辞めたくなる(笑)。

 2:は、この3年続けるのを3回サイクルで続けましょう、って話ですね。世の中なんでもそうだけど、物事を理解するのにはやっぱりなんでも最低10年はかかるし、自分もそう思う。仕事でもないのに毎日びっちり10年間続けるのは無理だけど、日々の中で頭の中で考えたり、暇を見つけて資料に目を通すなどでも継続的になるから、放り投げずにコツコツ意識を持って3年間を3回以上で10年保ちましょう、ってことでしょうね。

 10年も続けてれば、あれこれ見て経験しているわけだから、ちょっとかじった人より十分に知識や経験が備わってるから、そこで初めて概要(基礎)を理解したことでスタートラインに立てるらしい。自分のことを思い返しても確かにそうだなと思う。実践はともかくとして、10年間物事に取り組んでいれば、どんな人でも経験や知識は備わってくるし、自分なりの価値観が持てるようになる。

 西洋甲冑でもドイツ剣術でも、趣味でも制作でも、それを始めたら10年は続けましょうね、ってお話です。もちろんブランク9年でトータル10年とかはダメだし、ほんわか趣味で楽しんで10年経ったとかはダメじゃろよ。それは単なる娯楽ね(笑)。

 3:は前の話と同じかな。自分の生きている時間を考えると、成長期と衰退期があって、人生の有限期間をどのように活動するか考えると、40歳をピークで折り返しで考えなければならない、って話だね。

 若い20代は情熱と健康と時間と可能性があるので、なんでもできるけど、資金と経験が乏しいので何もできない。だから20代は焦って結果を求めず、しっかり基礎を勉強しましょうね、ってことらしいです。初めから何でも揃ってすぐ結果の出る若い奴なんてろくなもんじゃない、って話はちょっと納得してしまった(笑)。

 三十代は二十代の勉強を生かして自分が活動できる一番楽しい時期。まだまだ半人前なのでデカイことはできないけど、二十代でたくさん勉強してきたならば、自分の行動力で自由な活動ができる(言い方変えると基礎がないと何もできないから三十代で始めるとそっからスタート)。まだ何でもかんでも自由ではないけど、実践を楽しくやりながら地道に活動するのがいいんでしょう。確かに世の中でガンガン元気に活躍しているフレッシュ30代はそんな感じ。

 そして40歳になると、積み上げた実績と力で自分の力で羽ばたく。さ〜これから頑張るぞ!と思える一番力の整った時期が40歳前後頃ですな。な、はずなんだけど、40を境に老眼は出てくるし、身体の無理は効かなくなるし、病気はぼちぼち出てくるし、二十代のような情熱や無謀はしなくなるし、結婚していれば子供や親の老後が問題となり、その他の問題がいくつも現れ始め、やっとこれからなのに、自由に活動したいと思う反面、急激に活動のチャンスが奪われる。

 こうして40歳を境にそれ以降は環境が悪くなる確率が高くなるので、プラスとマイナスの合戦が始まり、運が悪かったりするとマイナスに負けてそのまま活動がしぼんじゃう。だから40歳から過度な成長はほとんど期待できないので、逆算して40歳に成るまでにどれくらい基礎がつけられるか?、がその後の踏ん張り勝負になるそうな(天才は別ね)。

 ほんでわたしゃこの話を昔に聞いていたので、40歳まで何ができるか?と考えて勉強してきた。実際40歳を過ぎると身の回りに問題ばかり出てくるし、思っている以上に身体の衰えが急速に進む(これが一番深刻)。

 これが50歳を越えればさらに顕著になるだろうから、人生80なんてのんきなこと言ってられない。身の回りには60〜80歳の人もいるけど、80になって20歳と同じことできるわけないやね。いいとこラッキーのまま60歳が限界かな。西洋甲冑作業やドイツ剣術なんて、どう考えたって体力の世界だから、年齢制限は思うよりずっと早い。
 
 海外の西洋甲冑師を見ても比較的若いし(三十台や四十代ばかり)、引退した人のサイトを見ても意外と早く辞めてる。それだけしんどいのだろうと思うところ。そんなことで、作業だけだと頭空っぽのドカタになっちゃうから、机の勉強でレベルをキープすることになり、その時に若い時の基礎勉強がより大切になってくるようだ。だけど、手作業と机の勉強は両立が難しく、だからこそ体力バリバリの学者系の人が海外では多いんだなと思ってしまう。

 自分はもう残されている時間や活動できる時間は圧倒的に少なく、活動できる時間は計算できるほど少ない。と言って焦ったり落胆しても仕方ないので、自分はマイペースで続けるだけ。若いときに立派になると、人生をダメにするケースがなんて多いことか!だからね。
 
 若い時に自分で掲げた目標は、「長く続けること」「それを長く楽しむこと」って考えたので、生涯目標は「西洋甲冑に終始携われる環境に居られること」と漠然としたものだった。それは今でも変わらないし、ワクワクもそう変わらない。結果でなく、過程を楽しんでいるのね。

 改めてそんなことをぼんやり考えて、時間の経つのはあっという間で人生短い!、と思って三浦さんのこの話を思い出すのでした。西洋甲冑を作りた〜い!の話とはちょっと違うかもしれないけど、何かに打ち込みたいなら、人生の時間をある程度意識して区切っていこうね!といったお話でした。おしまい。

 最後まで読んでくれた人ありがとさんね。





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.04 2017 西洋甲冑を造りたい comment0 trackback0

特別展『武具繚乱』板橋区郷土資料館を見てきたよ

 久しぶりにイベントなどへ行ってきました。
 今回見学に行ってきたのは、板橋区郷土資料館で開催された特別展『武具繚乱・関谷弘道氏甲冑刀剣類コレクションを中心に』でございます。友人がわりと近くに住んでいるから、一緒に行ってきたぞよ。

 板橋区郷土資料館では2009年に「甲冑・西と東」の甲冑展を開催して、その時にお手伝いをしたので、その時以来になるでございます。気がつけばそれも7年前になり、震災前なのか〜としみじみ振り返るが、記憶はついこないだのような気がするので、時間の経つのは早いな〜と思うのでしたよ。

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 さて久しぶりにやってきて、相変わらず遠い場所と辺鄙な場所にあって、交通の便がいまいちだなと思った。バスやタクシーも使えないから駅から歩くしかないし、道はわかりにくいし、もっとどうにかならんのか?と思うけど、こんな場所だからこそ区で安価に資料館が保存できるんでしょうね。

 ひとまず早く到着して、事務所に声をかけて今回の担当者さんを呼んでもらったけど、外出中でしばらく待つので、先に展示物を見学したよ。展示は1階と2階の両方をフルスペースで展示してあってびっくり。地方の郷土資料館で小さいスペースでよくこんなに展示するなぁ。

 ちなみに常設展も特別展も、ここはいつも入場無料なので、気軽に来て、気軽に見学できるのがとても魅力的。だから今回のような特別展は、多少交通費がかかっても見の来ないともったいないのだ。

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 1階はコレクション甲冑がメインで展示されてて、2階は甲冑少々と、刀剣類や小物などが展示されて、2階は写真撮影オッケ。全部ではないけど、これだけの展示を撮影できるのはありがたいぞ。以前はどこの博物館でも撮影禁止が普通だったけど、近年ではスマフォやツイッタの関係で撮影オッケが増えたけど、これも時代の変化かな。

 海外では撮影オッケなところが以外と多い感じ。写真撮影ダメなところは「図録や絵葉書かってね」の心だと思うけど、今時そんな’70年代の思考はスマフォやネット世界な時代ではかなり時代遅れで、逆に撮影してもらってネットで宣伝してもらって、他のお客が来ることを優先した方が100倍有意義だと思うし、それで成功している博物館は多い。スマフォで素人が撮影した画像なんてたかが知れてるし、解説読むような熱心な人は、初めから図録買うよ。だから心ときめいてもらうように、可能な限り撮影はオッケが良いのでござる。
(撮影禁止で図録販売ないのが一番腹たつ(笑))

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 今回の展示は「関谷弘道氏コレクション」とのことで、図録の中にはこの人物について誰も知らないと解説されてる。個人のコレクターだから一般の人だけど、実はこの人物、私は三浦さんと一緒に甲冑の納品でお宅へお邪魔して、お会いして話をしたことがある。某住所でわりと良いうちで、鎧を保管する家に作られて感心したのを覚えてる。

 お会いした時から健康がすぐれない話だったので、当時からすでに財産をどうするかと考えていたのでしょうね。生前から資料館に寄贈する準備してたこともすごいし、人生の最後に自分の体に合わせた鎧を作って残すなど、一般にはなかなかできないことだ。しかしつくづく思うのは、どれほどお金があっても、最終的には健康と命が一番大事なんだな〜と思った。
 
 だから現在、仕事がきつ過ぎたり、健康が不安定な人は、自分の体を大切に、第一優先にしてね、って思うのでした。

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 さて、今日こちらの見学に来たのは目的が三つあるぞよ。一つは普通の見学だけど、二つ目は『三浦公法(みうらひろみち)・講演会』を聞くためでございます。そして同時に公法さんへ挨拶に参るのであった。三つ目は資料館に直接相談があったことだね。

 いまさら説明するまでもないけど、三浦公法(みうらひろみち)さんは、三浦權利(みうらしげとし、西洋甲冑の三浦さんね)さんの弟さんで、兄弟で日本と西洋で仕事の棲み分けをしてて、当然ながら私も個人的に公法さんに何度もお会いしてる。今回はしばらく間が空いてたので挨拶と、(西洋の)三浦さんの健康報告を兼ねてとなりまする。
(兄弟二人とも三浦姓だからややこしいのう)

 講演前に公法さん会うことができ、準備中に簡単にお話ができた。私をよく慕ってくれ、外部の方にも「兄の弟子」と紹介してくださり、なんとも恥ずかしかった(笑)。公法さんは日本らしいとても厳しい方なので、知識があってもお金があっても、遠慮なく気さくに接するのはとても難しい。私は偶然にも気に入ってもらってありがたい限りですです。

 ほどなくして時間となり、「三浦公法・講演会」が始まったですよ。こういった話はあまり聞くことがないんだけど、人気があってほぼ満席の100人ほどで会場は人でいっぱいになった。

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 今回は前列で拝聴させていただき、良い勉強となりましたよん。公法さんの話は基礎的な話から入ってたのが感心した。これは海外の学者さんも同じ形式だった。初めは初歩的な言葉の意味から。次は時代の違い、そして種類の違い。この3種類を始めに説明することで、時代と種類と言葉で全体を区分して理解し、聞く人が理解と解釈を共通に整えることができる、って形式だね。

 少なくても、もし私が人前で話をする機会があったら、質問者から「プレートメイルの形は」とか、「18世紀の中世では」とか、ほざく奴がいたらまずハリセンで叩くわけで、理解と解釈をするためには理解の基準を整えることがいかに大切か、ってのを改めて学ぶのだった(だから同人誌ではウンチクではなくて、こうした基礎ばかり解説したのよ)。

 公演が終わって公法さんは人だかりになって質問などを受けてた。みんなでそんなにワイワイたかったら大変だから、挨拶程度にしておけばいいのに、とちょっと思った。特に混んでいるときに独占はダメでござるよ。
 ひとまず今回は一緒にお写真お願いして、三浦さんへメッセージ動画を撮らせていただいて、それではまた何かありましたら、とお別れしてきた。

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 最後にぐるっと展示会場をゆっくり見学して、展示されている関谷氏の体に合わせて作られた西洋甲冑を撮影しておしまいとしたよん。刀剣や小物まで見られる展示があるなど、地味だけど良い展示だと思ったでした。この特別展は2017年3月26日(日)まで開催してるので、興味ある人は是非とも見に行ってちょんまげ。

 そうそう。今回の特別展では展示図録が売ってたですよ。日本甲冑のほとんどはこの図録の中に紹介されてるので、この図録を買えば甲冑や刀剣、小物などの解説が見られますね。
 A4基本フルカラーで95ページほどあって、おまけにDVDまでついてなんとお買い得な¥1000-なのだ。普通の本ではありえない価格だけど、これも公共博物館だから可能なのかなと思う。完売すると手に入らなくなるから、これは必ず買うべし!だよ。気合いがあるなら3冊買え!(笑)

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 ひとまず以上でございます。
 機会があればまた行きたいなと思うけど、ずっと忙しいからもう1回行くのは難しいかな〜。公式サイトを載せておくので、興味がある人は内容を確認して行ってみてちょ。

板橋区郷土資料館公式サイト
ここをクリック






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.05 2017 展覧会・イベント comment0 trackback0

ロングソード輸入してみた

 2017年新年おめでとうございます。
 相変わらず忙しいので、ブログがイマイチ書けないっす。
(´Д`;)

 2016年の初夏くらいから気になって購入できないかと思って、メーカーに問い合わせていた練習西洋剣、通称:シンセティックソード(合成剣)をようやく入手したぜよ。相変わらず海外とのやりとりは面倒くさいの一言で、何度も何度もやりとりしておよそ半年をかけてやっと入手。
 
 と言ってもこの成功は、先方のメーカーが痺れを切らさず、何度も何度も丁寧に対応してくれた親切のおかげ。普通こんなに時間かけてやりとりしたら怒りを買うと思う(笑)。試験輸入が成功したので、次からは同じ流れなので多少ラクになるでしょう。(日本へは対応してなかったけど、対応してもらうことになった)

 「プラスチックの西洋剣(練習剣)ならアマゾンで安く売ってるよ」なんて言われそうだけど、一般的な輸入練習剣は全体がプラスチックでできてる(正確にはポリプロピレンかな?)。だから何か軽く感じる。金属でないから本物と同じにはならないよね。

 この重量とバランスの悪さが以前からどうも気に入らなくてダメで、振った感じに違和感を覚える。これでは剣術ができない!と思うのでした。以前購入したコールドスチールのプラスチック剣も改造して、実物のような重量とバランスにしたのもそんな理由。
(・ω・)ノ

 だからアマゾ〜ンの輸入練習ロングソードは納得がいかなくて、今までずっと買わなかった。世界中では金属剣かシンセティックソードで練習しているのが普通だけど、日本では売ってない。某ショップでも売ってたんだけど、いまいち形が気に入らず長年買わなかった。

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 現物を見ないと判断できないから、まずは試験購入してみた。これらは剣の種類が選択できるのと、剣身以外は金属でできているので重量があって良い感じ。こうした良い条件が揃ったので、やっと欲しいなと思った次第。形も良いのでこのままコスプレにも使えそうだね

 これらの剣は日本のように完璧綺麗な品ではなく、けっこう雑な仕上がりだけど、利用した感じは良い感触なので気に入ったよ♡ 少なくとも、クソ重たいインテリア用の合金西洋剣とは全く違うし、プラスチック製の玩具剣のように激しく打ち込むと壊れることもなく、硬質木製のように固すぎて刺突すると危ないこともない。激しく打ち込みの練習ができるので練習の条件は良いですね。

 もちろん金属の剣と比較すればリアルさは劣るけど、日本では金属剣不可だから、今のところこれで我慢するしかないですな。
ヽ( ´¬`)ノ

 せっかく輸入ができたので、余分に輸入しても良いけど、安くないから流通は難しいかな。洋書の時と同じで、海外送料や手数料、税金が次々加算されるので、輸入は圧倒的に不利なんだよね。
(´・_・`)

ひとまず試験輸入を続けてみる予定。





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.07 2017 日記、お知らせ comment2 trackback0

年末なので荷物整理しましょう♪

 ずっと忙しい日が続いておりまふ。なかなかまとまった時間ができないし、難しい勉強は何時間も机に座りっきりになるので、ブログや外部活動がなかなかできないですのう。日常の雑用に追われてしまって、ほんとマジで助手が欲しいですよ。

 しばらくブログ書いてないので、掃除がてらに年末恒例の在庫を放出します。欲しい人がいたらコメント欄から連絡くださいな。メルアド添付して非公開でコメントしてくれたら、こちらから返信を送りますね(詳細は最後に)。
 今回は掃除もかねてなので、全部送料無料でオッケですよ(太っ腹!)。数は少ないので完売次第終了で、無くなっちゃったらごめんなさいね。

・「西洋甲冑・ポーズ&アクション集」 三浦重利著 約95ページ 
譲渡価格:6800円(送料無料)※帯アリとナシは選べません
完売しました
 説明するまでもありませんが、西洋甲冑ポーズ集です。最近はほとんど見かけなくなり、入手が難しくなりましたのう。せっかく安い定価に設定したのに古本狙いの人が多かったため完売後再販されず、結局すべて出回らないうちに絶版となって高騰してしまった悲しい書籍。
 ていうか本は新書ですぐ買え。最初に売れないと再販どころかその手の企画は二度と取り上げられなくなっちゃう。本は売れれば売れるほど安い良い本がシリージで出るぞな。

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・「企画展、甲冑・西と東 西洋甲冑と日本甲冑・南蛮甲冑」 板橋区立郷土資料館 約54ページ
譲渡価格:6800円(送料無料)
完売しました
 説明するまでもありませんが、2009年に行われた甲冑展の図録ですね。地味な企画展でしたがすげ〜内容で大好評だった最高の特別展。あっという間に図録がなくなったのでこれも入手しにくい。特別に豪華な内容ではないけど、巻末の解説が素晴らしい。その解説を読むだけでこの図録の価値がある。
 西洋甲冑に限らず、日本甲冑や南蛮甲冑に興味ある人にも優れた資料っすね。

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・「騎士と甲冑」 三浦重利著 約200ページ 内箱外箱付き
譲渡価格:10000円(送料無料)
 説明するまでもありませんが、三浦さんの最初の著書でごんす。古い内容といえども日本語で歴史と合わせてまともに解説されている書籍は現代でもなく、今でも十分通じる総論資料の内容。わけのわからん無責任なネット情報よりよほど優れているので、西洋甲冑好きは必ず読むべき西洋甲冑の原典ざます。これを読んでから「図説西洋甲冑武器事典」を読むと理解が進んで楽しい。

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・「騎士の時代展」西武百貨店 約35ページ
譲渡価格:2000円(送料無料)
 歴史的な本ではないけど、1988年に行われた西武デパートの展示および即売会の図録。「騎士の時代〜中世回帰〜」と題して西洋甲冑や家具調度品の展示などが行われたイベント。中世回帰と謳っておきながら西洋甲冑は近世デザインの現代だし、家具調度品は近世後期から近代とめちゃくちゃな時代設定ぶり。西洋甲冑の価格もベラボウで、何もかもバブル経済真っ只中のデタラメ過ぎるイベントに「これが当時日本の認識レベルだ!」と知ることのできる貴重な資料。しょぼい内容だけどある意味ショッキングな内容でわたしゃ好きですね(笑)。

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・西洋甲冑プラモデル6点フルセット、再販白箱タイプ 
譲渡価格:12800円(送料無料)
 説明するまでもありませんが、イマイの西洋甲冑プラモデルで再販タイプです。バラではしばしば見かけるけど、どうしてもフルセット揃えるには大変。だから全6種セットございます。古いプラモデルなので現代のガンダムのような親切フル稼働プラモデルではないけど、個人的には立体イメージに使ったり(造形はイイよ)、高荷義之氏のイラストにうっとりして箱を飾ったりするなどの目的かな。

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 以上です〜♪
 コメント欄から非公開で名前、住所、連絡先、メルアドを記入して送信してくださいね。タイトルの赤い文字をクリックすると一番下にコメント欄が出ますよ。「買いたいです!」とか「在庫ありますか?」とかだけコメントされてもアドレス添付がないと連絡しようがないから、ちゃんと連絡できるメルアドを添付してくださいね。
 あと、音信不通はメールがゴミ箱へ行っているケースが多いので、数日のうちに必ず返信するので連絡ない時はゴミ箱も確認してちょんまげね。
 普段メールを使わない人はツイッターメッセージからでもいいよ♪





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.10 2016 販売品・売却品・在庫 comment8 trackback0
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マクシミリアン1世

Author:マクシミリアン1世

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